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例)研究発表 生命科学科
[2011/06/28]
平成23年度科学研究費補助金(基盤研究(S) )の採択について 循環器内科学 砂川教授

この度、医学研究院の教授を研究代表とする「科学研究費補助金(基盤研究(S) )」が採択されました。概略は下記の通りです。


研究課題名: 難治性心不全を克服するバイオニック自律申請制御システムの基盤研究

研究代表: 砂川賢二(九州大学医学研究院 循環器内科学分野) [九州大学研究者情報]
概要:
慢性心不全の5年生存率は50%に満たず、その克服は人類喫緊の課題である。心不全では神経体液性の循環調節が破綻している。調節系の首座は自律神経系にあることが知られている。本研究は自律神経系に電子的に介入し、自律神経の緊張を負帰還をかけ瞬時に病態に適応させて制御することで、心不全の予後を改善する新たな医学基盤を確立する。


また、砂川教授は下記研究の代表も務めています。


研究課題名: 迷走神経刺激による心不全治療の最適化

概要:
植込み型除細動装置(ICD)は、慢性心不全の予後を改善するが、現行ICDは心不全の進行や心室細動の予防はできない。その結果、細動発生時には意識消失を免れず、多くの患者は大電力除細動による著しい苦痛に苛まれる。スーパー特区事業の中核事業として開発されている「電気情報型治療システム」では、現行ICDの限界を克服する超ICDの実用化を目指している。超ICDには我々が開発した迷走神経刺激による心不全の進行および細動を抑制する画期的な機能を搭載する。しかしながら、刺激条件は有効性、安全性の面からまだ充分に最適化されていない。本提案は網羅的な動物実験により、当該治療法の有効性と安全性を最適化し、超ICDの実用化の加速を目指す。



研究課題名: バイオニック血圧制御システムの実用化開発

概要:
医学の進歩により代表的な血圧調節失調である高血圧は薬剤治療が可能になってきた。しかしながら、圧反射システムそのものが破綻する血管運動中枢の機能不全、圧受容器の障害あるいは脊髄損傷による血圧失調に有効な治療戦略は皆無である。これらの病態では、患者は重篤な体位性低血圧をおこしQOLのみならず易感染性のため生命予後は著しく悪化する。申請者は人工血管運動中枢を自律神経系と融合させることにより、圧反射機能を再建するバイオニック血圧制御システムを世界で初めて実現した。本研究はバイオニック血圧制御システムを発展させ、脊髄損傷患者の血圧制御および周術期の患者の血圧制御システムの開発を行うことを目的とする。



研究課題名: 慢性心不全の予後を改善するための非侵襲で安全・安心な無痛性ICDの実用化臨床試験
概要:
高齢人口の増加にともない、循環器疾患が爆発的に増加するなかで、最終像である慢性心不全が激増している。しかしながら、慢性心不全の5年生存率は50%に満たず、新たな治療法の開発は人類の急務である。近年、植込型除細動装置(ICD)治療による慢性心不全の予後改善が報告され、機器治療に対する期待が高まっている。このような背景のなかで、我々は従前のICDの限界を克服すべく、高度な付加機能を有した次世代ICDの開発を行ってきた。本研究はこれまでの成果を基盤に、従前のICD機能を遙かに凌駕する安全安心な無痛性ICDの実用化を目的とする。
医学研究院所属の教授が代表を務める現在進行中の大型研究の一覧は下記ページをご参照ください。


■ 大型研究費獲得情報 (平成23年6月16日更新) ※申告に基づき作成しています。

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