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例)研究発表 生命科学科
[2012/03/22]
[発表論文] Prehospital epinephrine use and survival among patients with out-of-hospital cardiac arrest
Prehospital epinephrine use and survival among patients with out-of-hospital cardiac arrest
Akihito Hagihara, Manabu Hasegawa, Takeru Abe, Takashi Nagata, Yoshifumi Wakata, Shogo Miyazaki

JAMA 2012; 307(11):1161-1168.


 エピネフリンは心肺機能停止患者の心肺蘇生のために広く用いられている。しかし、救急救命士による病院到着前のエピネフリン使用の有効性については知見が確立していない。そこで、2005年1月1日から2008年12月31日までの、わが国の全ての病院外心肺機能停止事例(N=417,188)を網羅したウツタインデータを用い、病院到着前のエピネフリン使用と短期および長期予後の関連を検討した。短期予後の指標は病院到着前の心拍再開(ROSC)、長期予後の指標は1ヶ月生存、1ヵ月後の脳機能(CPCカテゴリー1,2)、および、1ヵ月後の全身機能(OPCカテゴリー1,2)とした。関連性の検討は、propensity analysis(エピネフリン使用に関連する全ての要因を基にpropensity scoreを求め、そのscoreを基にエピネフリン使用症例と非使用症例を1対1の割合でマッチングし、関連を分析する方法)を用いて行った。その結果、以下の表に示すとおり、エピネフリンは病院到着前の心拍再開の増加と有意に関連しているが、3種類の長期予後指標については、その減少と有意に関連していた。これらは内外の病院外心肺機能停止患者の心肺蘇生ガイドラインの見直しにつながる可能性のある知見と思われる。 


 


Akihito Hagihara-萩原明人
九州大学大学院医学研究院基礎医学部門医療経営管理学分野 教授


※上記論文については、米国下記メディアで紹介されました。
 ・CNN Health [March 20th, 2012]
 ・YAHOO! News [March 20th, 2012]
 ・REUTERS [March 20th, 2012]
 ・health pop [March 20th, 2012]
 ・FOX NEWS [March 21th, 2012]
 ・msn HEALTH [March 20th, 2012]
 ・CNBC [March 20th, 2012]

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