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例)研究発表 生命科学科
[2006/01/06]
◇入退院患者の心強い味方 ―― 地域医療連携センター

 開業医からの紹介で、入院のため初めて九州大学病院を訪れたA子さんは、出迎えてくれた病院職員の懇切な対応に、かえって戸惑ってしまった。多くの患者で混雑する窓口での入院手続きもなく、必要な事務手続きをテキパキとこなしてくれる医療連携コーディネーター(MNC)。荷物も職員が病室まで運んでくれた。「即日入院患者受け入れサービス」の一環だ。
 高度な医療技術や施設を持つ基幹病院と、かかりつけの病院とが連携しながら患者への適切な治療を施す地域医療連携。九州大学病院の場合も、約3000の病院と連携する。2005年4月、従来の地域医療連携室を充実させて地域医療連携センターに“格上げ”した。同センター長の吉良潤一教授(神経内科学)以下、9人の専任職員(看護師3人、社会福祉士2人、事務職員4人)、10人の併任職員(医師9人、臨床検査技師1人)は「充実したスタッフ」(吉良教授)だ。
 入院支援のほか、高度先進医療を受けた患者さんをお返しする受け入れ病院や、往診医・訪問看護ステーションなどを紹介する退院支援。「在宅療養支援室」では、3人の看護師が専従で在宅療養の細かな注意や、自宅で使う医療器具の使用方法を指導したりしている。医師やMSW(医療社会福祉士)が対応する医療相談・苦情相談は、この半年だけでも4千件近くに上った。ここではA子さんが驚くほどお堅いイメージは無く、常に患者さんが主役である。
 同センターの重要な役割のひとつに、九大病院全体の病床管理がある。緊急時などに対応する各科共通病床の管理、各科の空床の効率的運用も行うので、約1300ベットの病床全体の稼働率が極めて高い。同センターのもうひとつの業務「アジア国際医療連携室」については、別途紹介しよう。

〈写真説明〉病院と在宅の架け橋になっている地域医療連携センター。

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