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例)研究発表 生命科学科
[2010/02/24]
柴田先生最終講義

 去る2月4日、コラボステーションI 2階の視聴覚ホールにて、医学研究院・基礎医学部門・形態機能形成学分野教授・柴田洋三郎先生による最終講義が行われました。柴田先生は、昭和63年に九州大学医学部解剖学第二講座の教授に就任されて以来、長年に渡り研究、教育、学会活動に加え、副学長兼理事というお立場で九州大学全体の運営にも多大な業績・貢献を挙げてこられました。
 最終講義のテーマは、「田原結節の分子解剖学-ギャップ結合コネキシン分子と心臓の発生-」でした。今回の講義は、心臓の刺激伝導系の解明に偉大な足跡を残された田原淳名誉教授の業績のご紹介を導入とし、ご自身の研究の歩み、すなわち、電子顕微鏡を用いた超微形態学的解析からノックアウトマウスを用いた最新の分子生物学的手法による研究成果を、医学部学生向けにわかりやすく話されました。昭和40年、先生が入学された頃の九州大学医学部の旧建物の写真、解剖学教室に入局されたばかりの頃の若き柴田先生のお姿や、その時代ならではのエピソードを交え、コネキシンの遺伝子がクローニングされる前のB.C.(Before Cloning)の時代に如何に研究をお始めになったのか、また、留学中に経験された日米の研究環境の差や、帰国後の更なる研究の展開へと、息つく間も無い感動的なストーリーの展開で、医学部の学生ばかりでなく、新しい大学教育の試みとしてご自身が立ち上げに関わられた21世紀プログラムの学生・教員、高柳医学研究院長を初め同僚教員等、多くの聴衆を魅了されました。最後に、Always new challengesというお言葉を我々に託されて、たいへん好評のうちに講義を終了されました。
 あらためて長年にわたり九州大学に多大なご貢献をなされた柴田洋三郎先生に深甚なる感謝を申し上げたいと存じます。
[この記事は、形態機能形成学分野稲井哲一朗准教授から寄せられた文を基に編集しています。]

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