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例)研究発表 生命科学科
[2007/10/09]
◇やあ やあ やあ  林 徳 豪(Teik-How Lim)さん 28

 ―― 母国で臨床も研究も出来る医師をめざす。(医学系学府博士課程2年=機能制御医学専攻・基礎放射線医学分野)

 お国のマレーシアはマレー系6割、中国系3割、あとはインド系といわれる多民族国家である。華僑を祖先にもつ父親は、10人兄弟の中でただ一人アイルランドに遊学して内科医になった。だから「子供のころから、両親も自分も医者になるのが当然だという空気があった」と林さん。二人兄弟の弟もオーストラリアでやはり医学を学んでいる。
 林さんはマレーシア国際医科大学で2年半学び、カナダのカルガリー大学医学部(3年制)を卒業した。カルガリー大医学部と九大医学部は平成13年11月に交流協定を結んでいて、九大の医学部5年生の数人が毎年夏に短期留学している。
 「いつも授業中、熱心に質問する九大生を見て日本に関心を持った」。母国の大学で1年間勤務したが、日本の文化にも触れたくなり「どうしても九大に留学したかった」。カルガリー大学医学部を優秀な成績で卒業したこともあり、文部科学省による研究留学生(国費留学)に採用されている。
 平成17年10月に来日し、九大が提供する半年間の日本語研修を経て、平成18年4月から續輝久教授(生体制御学講座)の研究室で、研究に従事する。研究テーマは「DNA損傷によって引き起こされるがん化の抑制機構の研究」。遺伝子が傷ついて細胞はがん化するが、私たちの体にはがん化を抑制する様々な分子メカニズムも備わる。主にそのメカニズムに関与する遺伝子を解析することを目指して、日々の研究に取り組んでいる。
 将来の希望は「母国の大学病院で臨床と研究ともにやりたい」。そのための基礎医学を日本でと、意欲的に励む。連日12時間の研究。趣味の絵を描く暇はないが、大の相撲ファンでこれまでに九州場所には2回行った。興味は「ファイト前のいろんな所作と一瞬の勝負」にあるそうだ。

メモ
九大大学院医学系学府・留学生国別人数:過去10年間の上位5位は、①中国118②バングラデシュ12③イラン8④韓国7⑤エジプト6。このほかロシア、コロンビア、ガーナ、ハンガリー、インドネシア、台湾、グアテマラ、マレーシア、フィリピン、ウズベキスタン。
平成19年度入学者は中国7、バングラデシュ、ベトナム、ウズベキスタン各1の計10人。ウズベキスタンは初めて。
 九大大学院医学系学府・留学生の国費・私費内訳:過去10年間を見ると、国費は減少、私費はほぼ横ばい(グラフ参照)。2007年度入学者

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