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例)研究発表 生命科学科
[2012/09/25]
子どもの健康と環境に関する全国調査 (エコチル調査 )とエコチルバスについて
 環境省では、日本中で10万組の子どもたちとそのご両親に参加していただく大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を実施しています。エコチル調査とは、参加者を前向きに追跡するコホート研究です。赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から13歳になるまで定期的に健康状態を確認させていただき、環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにする目的で行われます。「胎児期から小児期にかけての化学物質曝露をはじめとする環境因子が、妊娠・生殖、先天奇形、精神神経発達、免疫・アレルギー、代謝・内分泌系等に影響を与えているのではないか」という大きな仮説(中心仮説)を解明するために、化学物質の曝露などの環境影響以外にも、遺伝要因、社会要因、生活習慣要因など、さまざまな要因について、幅広く調べていきます。エコチル調査の結果から、子どもの健康や成長に影響を与える環境要因を明らかにし、子どもたちが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現を目指していきます。


 調査の推進にあたっては、厚生労働省、文部科学省、さらに諸外国の調査や世界保健機関 (WHO)などの国際機関と連携し、実際の調査は全国15地域の大学等に設置されたユニットセンターで行われます。拠点のひとつである福岡ユニットセンターは、産業医科大学サブユニットセンターおよび九州大学サブユニットセンターからなり、2011〜2013年の3年間に、福岡ユニットセンターとして8100組、そのうち九州大学サブユニットセンターでは5400組の親子にエコチル調査へ参加していただく予定です。







 2012年8月31日現在、全国15地域におけるエコチル調査参加者数(母親)は、合計43,327人(目標達成率43.3%)です。同じく8月31日現在、福岡ユニットセンターにおけるエコチル調査参加者数(母親)は、3,626人(目標達成率44.8%)です。震災等により子育てへの不安が高まっている中、エコチル調査の結果が早期に得られるよう調査を加速する必要があり、その広報として9月24日よりエコチル調査ラッピングバスを走行させる運びとなりました。これにより、エコチル調査に対する地域住民のみなさまの認知度が上がり、エコチル調査参加者が増加し、さらに、参加者の調査継続が促され結果的にフォローアップ率が上昇することが期待されます。本調査において九州大学サブユニットセンターが担当している調査地域は福岡市東区ですので、主に調査地域を走行するバス路線を選定しました。具体的な内容については以下のとおりです。


走行期間:2012年9月24日(月)〜2013年3月31日(日)
バス路線: 香椎線(新宮・緑ケ浜〜名島〜昭和通り〜大濠公園)23番:1日6往復
            多々良・八田線(みどりが丘団地入口〜多々良〜明治通り〜福岡タワー南口)77・78・79番:1日4往復

【お問い合わせ】
環境発達医学研究センター特任准教授 住江 愛子(すみのえあいこ)
電話:092-642-6453
FAX:092-642-6453
Mail:aikosu(a)mailserver.med.kyushu-u.ac.jp ※(a)を@に置換えてください
ふくおかエコチル調査 九州大学サブユニットセンター ウェブサイト


※この件について九州大学 プレスリリースに掲載されました。
 「エコチルバスが行く!―子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)広報のためのラッピングバスが走行します―」

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