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例)研究発表 生命科学科
[2013/05/24]
膵癌早期発見推進事業の採択について

大型研究費獲得情報ページの更新を致しました。新たに掲載致しました情報は下記のとおりです。


交付元: 文部科学省
事業名: 膵癌早期発見推進事業
(特別経費プロジェクト分-大学の特性を生かした多様な学術研究機能の充実-)
研究課題名: IPMNを危険因子とした膵癌早期発見のための研究推進
研究代表: 田中雅夫 (九州大学大学院医学研究院 臨床医学部門 外科学講座 臨床・腫瘍外科分野) 
[九州大学 研究者情報]
概要:  
 膵癌は5年生存率5.5%と圧倒的に予後不良で(日本の癌死亡数第5位)、約70%が切除不能で発見される現状を鑑みると、膵癌患者の治療成績向上のためには早期診断への取り組みが急務です。また膵癌診療の専門施設や研究施設は全国的に少なく、膵癌の治療成績が向上しない原因の一つであるため、拠点形成による問題解決が強く望まれてきました。本事業では超難治性疾患である膵癌の早期診断と治療成績向上を目指す拠点を形成し、膵癌早期診断のための医療情報や診断技術を国内外へ向けて発信していくとともに、世界的視野を持つ次世代の研究者を育成することを目的としています。
 本事業では膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)に着目した膵癌早期診断法開発を中心とした事業を展開していきます。IPMNは嚢胞(袋)状の形態で容易に画像診断で見つかり、疾患の周知と画像診断法の進歩で発見頻度が増えています。九州大学の最新の研究では分枝型IPMNの同一膵内に通常型膵癌を高率に合併することが分かってきており、この併存膵癌の約40%がステージ0,1の早い段階で発見され、80%以上が切除可能でした。IPMNは一般検診や他疾患診療中に偶然発見されることが多く、これらを拾い上げて膵癌の高リスク群として重点的に経過観察を行えば、膵癌を効率よく早期に発見できる可能性が高いのです。また併せて行う分子生物学的解析により膵癌発生のメカニズムを解くとともに、早期膵癌診断法開発へ繋がる新たな発見ができる可能性もあります。
 

詳しくは、九州大学臨床・腫瘍外科(第一外科)ホームページをご覧ください。

http://www.med.kyushu-u.ac.jp/surgery1/

 



  医学研究院所属の教授が代表を務める現在進行中の大型研究の一覧は下記ページをご参照ください。


■ 大型研究費獲得情報 (平成25年5月20日更新) ※申告に基づき作成しています。

 

 

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