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2011年9月 開催予定全一覧へ戻る

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セミナー第8回臨床・腫瘍外科セミナーのご案内

  • [開催日時]2011年9月8日(木)17:45-19:00
  • [開催場所]総合研究棟 1階 セミナー室 105
  • [対象]
備考・問合せ先
第8回臨床・腫瘍外科セミナーのお知らせ(再送)

今週の木曜日:9月8日 午後5時45分より開催予定の臨床・腫瘍外科セミナーをご案内をさせていただきます(2回目の案内です)。今回は、「低酸素に対する生体応答が細胞・個体に与える影響とその制御機構」をテーマに慶應義塾大学の南嶋洋司先生を迎えてご講演を賜ります。大変興味深いご講演を拝聴できると思います。どなたでもご参加いただけますので、多くの皆様のご来聴をお願い申し上げます。

日時:平成23年9月8日(木) 17:45~19:00
場所:九州大学 総合研究棟 1階 セミナー室 105

要旨:後生動物には、利用できる酸素が制限された低酸素環境(hypoxia)においても生き延びることが出来るような“対低酸素防御システム”が備わっている。ひとたび低酸素環境に暴露されると、その限られた酸素を全身の細胞に効率よく運搬するために、造血・血管新生・血管拡張・血小板凝集抑制などが活性化されるだけでなく、細胞内エネルギー代謝が解糖系中心の“低酸素モード”へと切り替わったりと、我々の身体の“対低酸素防御システム(低酸素応答)”は非常に理に適っており、実に良くプログラムされている。そのプログラムは、主に転写因子HIF (hypoxia-inducible factor)の活性化によって制御されているのだが、そのHIFもまた、プロリン水酸化酵素PHDsによる翻訳後修飾を指標に、癌抑制遺伝子産物pVHLを介したユビキチン-プロテアソーム系蛋白分解機構によって負に制御され、正常酸素分圧下(normoxia)では発現量が低く保たれている。実際に、これらHIFを負に制御するPHDsやpVHLを欠損した細胞内ではHIFが慢性的に活性化しており、正常酸素濃度下においても低酸素応答が恒常的に認められる。その低酸素応答とは本来生体にとって保護的に(有利に)働くべきものの筈なのだが、実際にはこの低酸素応答が遷延すると、様々な細胞・臓器において生体に有害な反応が観察される。これら低酸素応答の功罪について、モデルマウスを用いたin vivoの表現型から掘り下げて考えてみたい。

参考文献:
1. Oxygen sensing by metazoans: the central role of the HIF hydroxylase pathway.
Kaelin WG Jr, Ratcliffe PJ.
Mol Cell. 2008 May 23;30(4):393-402. Review. PMID: 18498744

2. Somatic inactivation of the PHD2 prolyl hydroxylase causes polycythemia
and congestive heart failure.
Minamishima YA, Moslehi J, Bardeesy N, Cullen D, Bronson RT, Kaelin WG Jr.
Blood. 2008 Mar 15;111(6):3236-44. PMID: 18096761

3. A feedback loop involving the Phd3 prolyl hydroxylase tunes the mammalian
hypoxic response in vivo.
Minamishima YA, Moslehi J, Padera RF, Bronson RT, Liao R, Kaelin WG Jr.
Mol Cell Biol. 2009 Nov;29(21):5729-41. PMID: 19720742

4. Reactivation of hepatic EPO synthesis in mice after PHD loss.
Minamishima YA, Kaelin WG Jr.
Science. 2010 Jul 23;329(5990):407. PMID: 20651146

5. Loss of hypoxia-inducible factor prolyl hydroxylase activity in
cardiomyocytes phenocopies ischemic cardiomyopathy.
Moslehi J, Minamishima YA, Shi J, Neuberg D, Charytan DM, Padera RF,
Signoretti S, Liao R, Kaelin WG Jr.
Circulation. 2010 Sep 7;122(10):1004-16. PMID: 20733101

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九州大学 臨床・腫瘍外科
医局長 上田純二



セミナー精神科神経科学術セミナーのお知らせ

  • [開催日時]2011年9月8日(木)17:00-18:15
  • [開催場所]ウエストウィング1階 精神科神経科カンファレンスルーム
  • [対象]
備考・問合せ先
以下のとおりセミナーを開催いたします。お時間のあるかたはふるってご参加ください。Martin St-Andre先生は、カナダモントリオール大学の乳幼児精神医学専門臨床チームおよび遺伝と神経発達研究プログラムのリーダーとして、ご活躍されています。今回は周産期の女性・乳幼児の精神医学の臨床の最新の知見をお話いただきます。

<精神科神経科学術セミナー>
日時:9月8日(木)17:00~18:15
場所:ウエストウィング1階 精神科神経科カンファレンスルーム

座長:子どものこころの診療部 特任教授 吉田敬子
演者:Dr. Martin St-Andre, Associate Clinical Professor,
Department of psychiatry, University of Montreal, CANADA

演題:
Ⅰ「 周産期における抗うつ薬治療 -最新の知見- 」 “Update on antidepressants during the perinatal period ”
Ⅱ「 乳児および親-乳児の関係性における精神医学的診断について 」 “Infant and parent-infant diagnostic aspects”

当日、会場に軽食をご準備しております。

お問い合わせ:

九州大学病院 子どものこころの診療部

セミナー第8回臨床・腫瘍外科セミナー「低酸素に対する生体応答」のお知らせ

  • [開催日時]2011年9月8日(木)17:45-19:00
  • [開催場所]総合研究棟 1階 セミナー室 105
  • [対象]
備考・問合せ先
本日9月8日 午後5時45分から行う臨床・腫瘍外科セミナーのご案内をさせていただきます。

今回は、「低酸素に対する生体応答が細胞・個体に与える影響とその制御機構」をテーマに慶應義塾大学の南嶋洋司先生を迎えてご講演を賜ります。大変興味深いご講演を拝聴できると思います。どなたでもご参加いただけますので、多くの皆様のご来聴をお願い申し上げます。

日時:平成23年9月8日(木) 17:45~19:00
場所:九州大学 総合研究棟 1階 セミナー室 105
演者:慶應義塾大学 南嶋洋司先生

要旨:後生動物には、利用できる酸素が制限された低酸素環境(hypoxia)においても生き延びることが出来るような“対低酸素防御システム”が備わっている。ひとたび低酸素環境に暴露されると、その限られた酸素を全身の細胞に効率よく運搬するために、造血・血管新生・血管拡張・血小板凝集抑制などが活性化されるだけでなく、細胞内エネルギー代謝が解糖系中心の“低酸素モード”へと切り替わったりと、我々の身体の“対低酸素防御システム(低酸素応答)”は非常に理に適っており、実に良くプログラムされている。そのプログラムは、主に転写因子HIF
(hypoxia-inducible factor)の活性化によって制御されているのだが、そのHIFもまた、プロリン水酸化酵素PHDsによる翻訳後修飾を指標に、癌抑制遺伝子産物pVHLを介したユビキチン-プロテアソーム系蛋白分解機構によって負に制御され、正常酸素分圧下(normoxia)では発現量が低く保たれている。実際に、これらHIFを負に制御するPHDsやpVHLを欠損した細胞内ではHIFが慢性的に活性化しており、正常酸素濃度下においても低酸素応答が恒常的に認められる。その低酸素応答とは本来生体にとって保護的に(有利に)働くべきものの筈なのだが、実際にはこの低酸素応答が遷延すると、様々な細胞・臓器において生体に有害な反応が観察される。これら低酸素応答の功罪について、モデルマウスを用いたin vivoの表現型から掘り下げて考えてみた
い。

参考文献:
1. Oxygen sensing by metazoans: the central role of the HIF hydroxylase
pathway.
Kaelin WG Jr, Ratcliffe PJ.
Mol Cell. 2008 May 23;30(4):393-402. Review. PMID: 18498744

2. Somatic inactivation of the PHD2 prolyl hydroxylase causes polycythemia
and congestive heart failure.
Minamishima YA, Moslehi J, Bardeesy N, Cullen D, Bronson RT, Kaelin WG Jr.
Blood. 2008 Mar 15;111(6):3236-44. PMID: 18096761

3. A feedback loop involving the Phd3 prolyl hydroxylase tunes the mammalian
hypoxic response in vivo.
Minamishima YA, Moslehi J, Padera RF, Bronson RT, Liao R, Kaelin WG Jr.
Mol Cell Biol. 2009 Nov;29(21):5729-41. PMID: 19720742

4. Reactivation of hepatic EPO synthesis in mice after PHD loss.
Minamishima YA, Kaelin WG Jr.
Science. 2010 Jul 23;329(5990):407. PMID: 20651146

5. Loss of hypoxia-inducible factor prolyl hydroxylase activity in
cardiomyocytes phenocopies ischemic cardiomyopathy.
Moslehi J, Minamishima YA, Shi J, Neuberg D, Charytan DM, Padera RF,
Signoretti S, Liao R, Kaelin WG Jr.
Circulation. 2010 Sep 7;122(10):1004-16. PMID: 20733101

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九州大学 臨床・腫瘍外科
医局長 上田純二
812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
jueda@surg1.med.kyushu-u.ac.jp
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学会・シンポ九州大学国際法務室設置記念シンポジウム[9/9] につい

  • [開催日時]2011年9月9日(金)13:30-17:30
  • [開催場所]九州大学医学部百年講堂大ホール
  • [対象]
備考・問合せ先
次の通り、九州大学国際法務室設置記念シンポジウムが開催されます。参加を希望される方は、8月31日(水)までにメールでお申し込み下さい。

 内  容:
教育,研究活動のグローバル化の進展に伴い,九州大学では留学生の受入れ人数が急増するとともに,
外国人教員・研究者の採用や,国際的な大学間産学連携活動が活発化,多様化してきています。このような取組みに伴う国際的な契約および交渉を円滑に行うとともに,コンプライアンスの強化のため,九州大学は本年4月1日に「九州大学国際法務室」を設置しました。これを記念して,大学における国際法務実務の現状や課題について討議,情報交換を行います。

◆日 時:平成23年 9月 9日(金) 13:30~17:30

◆会 場:九州大学医学部百年講堂大ホール[福岡市東区馬出3-1-1]

◆プログラム:
1.開会挨拶 本木章喜 国際法務室 室長(九州大学理事・事務局長)
2.文部科学省挨拶
3.基調講演①『国際化と大学』 本林 徹 元日本弁護士連合会 会長
4.基調講演②『大学の国際化の現状と課題』 村田直樹 外務省広報文化交流部 部長
5.九州大学国際法務室の概要説明 岡田昌治 国際法務室 副室長(九州大学教授・NY 州弁護士)
6.パネルディスカッション 『グローバル化社会における大学経営と国際法務』

[パネリスト] 村田直樹 外務省 広報文化交流部長
峯崎 裕 東京大学産学連携本部知的財産部 知的財産統括主幹・弁理士
福本真一 NTTコミュニケーションズ法務考査部 部長
岡田昌治 国際法務室 副室長

[ 司 会 ] 安浦寛人 九州大学 理事・副学長

7.閉 会

◆懇親会(17:40~19:00):
シンポジウム終了後,百年講堂中ホールにおいて,会費制(3千円)にて開催いたします。
対  象 どなたでも参加可。

定員・料金等 定員400名。無料。

申込方法 ※事前申込必要
下記メールアドレスまでご連絡の上,お申込み下さい。
【申込期限 8/31(水)迄】

お問い合わせ 九州大学国際法務室
電 話:092-642-2791
 FAX:092-642-2793
E-mail:legal@qilo.

(メールアドレスの末尾「kyushu-u.ac.jp」の表記省略)

イベント情報へのリンク先
http://www.kyushu-u.ac.jp/event/index_read.php?kind=&S_Category=E&S_Page=Main&S_View=&word=&page=&B_Code=3806

セミナー母子総合研究リサーチコア・カンファレンスのご案内

  • [開催日時]2011年9月9日(金)18:00-
  • [開催場所]九州大学病院 北6階病棟カンファレンスルーム
  • [対象]
備考・問合せ先
母子総合研究リサーチコア・カンファレンスを下記のごとく開催させていただくこととなりましたので 御案内申し上げます。今回は石川県立中央病院小児外科の大浜和憲先生をお招きしご講演いただく予定です。
奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時:平成23年9月9日(金) 18時~
場所:九州大学病院 北6階病棟カンファレンスルーム

演者:石川県立中央病院小児外科 大浜和憲 先生

演題・要旨:
(1)  手術をしない小児漏斗胸の最新の治療 -バキュームベル-
(2)  古くて新しいストーマ造設術 -Maydl法-

(1)漏斗胸は胸郭異常の中で最も多く,胸骨と下部肋軟骨が陥凹している状態です.1998年ナス法が発表されて以来,漏斗胸手術症例が爆発的に増加しました.しかし,手術で全例良好な成績が得られるわけではなく,手術を望まない患者もいます.このような患者に対して私たちはバキュームベルを用いた保存的治療を導入しました.バキュームベルは体型に合わせて5種類あります(供覧).方法はバキュームベルを前胸壁陥凹部に装着し,手持ちカフで陰圧をかけて前胸壁を持ち上げます.この治療は家庭で行い,装着時間は朝夕15~30分ずつから開始して,副作用のないことを確認して,徐々に延長します.このような方法で今までに26例に対して治療したので報告します.
(2)人工肛門造設術は小児外科において最も重要な基本的手術の一つです.
今回,私たちが行っているMaydl法を報告し,小さな工夫を紹介します.

九州大学小児外科
松浦俊治




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