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セミナー 学会・シンポジウム 市民公開講座

2013年2月 開催予定全一覧へ戻る

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例)研究発表 生命科学科

セミナーポスト G-COE  理医連携セミナーの御案内

  • [開催日時]2013年2月22日(金)17:00-
  • [開催場所]基礎研究A棟 2Fセミナー室
  • [対象]
備考・問合せ先
下記の要領で、セミナーを開催いたします。
ご多忙の折とは存じますが、何卒皆様にご参集くださいますようお願い申し上げます。

演題:「感知と実行のマシナリーが支える生物恒常性」
講師:先端医療振興財団 医薬品開発研究部門 主任研究員 伊村明浩先生
日時: 2013年2月22日(金)17時00分~
場所:基礎研究A棟 2Fセミナー室
要旨:
αKlotho(αKl)分子は、変異マウスの表現型から老化に関連するのではないかと考えられたが、その後の解析によりミネラル代謝に関わることが明確となった。αKlは副甲状腺、脈絡叢、尿細管、胎盤に発現するI型膜分子である。現在までに、αKlの基本的な役割は2つ判明している。第一に、骨由来ホルモンFGF23のシグナル受容を介してビタミンD活性化の調節に関わる。第二にNa,K-ATPaseの細胞内リクルート調節を介して副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌に関わる。第二の分子機構は、おそらくは尿細管、脈絡叢、胎盤で、ミネラルの上皮輸送にも関わると推定される。これらの知見は、ホルモンの発見を軸として進んで来た「ミネラル医学」の新たな展開と位置づけられる。以上の経緯を前半でオーバービューさせていただく予定である。
 後半は、αKlの発見から浮上した新たな疑問を追求する研究内容をご紹介したい。αKlは複数の分子と相互作用しているが、これは特異性の問題から、やや理解しにくい現象である。それが事実であるとするならば、どのようにして可能なのだろうか?私たちはαKlの酵素類似構造に着目し、稀少な糖鎖をモチーフとして相手分子を認識していることを見いだした。すなわちαKlは、糖鎖認識にひき続くペプチド間相互作用により、複数の相手分子との結合を可能にしている。この仕組みの解明は、創薬にも結びつく可能性を秘めている。
 最後に、ミネラル代謝を司る細胞装置に対する意見を述べてみたい。電子顕微鏡で観察すると、副甲状腺にはPTH分泌顆粒の他に、興味深い種々の小胞が観察される。ミネラル感知、ミネラル輸送は細胞の基本システムであるが、未知のマシナリーが隠されているようだ。
参考文献
1.Science, 2007, αKl as a regulator of calcium homeostasis. Imura et al.
2.Cell metab. 2007. Untangling Klotho's role in calcium homeostasis. Strewler GJ.
3.PNAS, 2010. Relevant use of Klotho in FGF19 subfamily signaling system in vivo. Tomiyama, et al. 


世話人:医学研究院・細胞工学講座 近藤 久雄(内線6175)

セミナー歯学府大学院特別講義のご案内

  • [開催日時]2013年2月28日(木)17:00-18:00
  • [開催場所]歯学部講義棟1階 講義室C
  • [対象]
備考・問合せ先
 2月28日に、東京大学医科学研究所感染遺伝学分野の三宅 健介 先生をお招きして歯学府の大学院特別講義を行います。分野にかかわらず多くの方々の御来聴をお待ちしています。


歯学府特別講義
日時:平成25年2月28日(木)17時~18時
場所:歯学部講義棟1階 講義室C (東門入って左側の歯学部建物の1階です)
演者:三宅 健介 教授 (東京大学医科学研究所感染遺伝学分野)
講義タイトル:「Toll様受容体の活性制御機構とその破綻」


歯学研究院口腔顎顔面病態学講座顎顔面腫瘍制御学分野 中村誠司
<お問い合わせなどは下記へ>
大部 一成(Kazunari OOBU)
九州大学病院 顎口腔外科
院内PHS:7271

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