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セミナー 学会・シンポジウム 市民公開講座

2013年6月 開催予定全一覧へ戻る

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例)研究発表 生命科学科

学会・シンポ第10回日本口腔ケア学会総会・学術大会

  • [開催日時]2013年6月22日(土)-23日(日)
  • [開催場所]九州大学医学部百年講堂・同窓会館
  • [対象]
備考・問合せ先
第10回日本口腔ケア学会総会・学術大会
 
テーマ :「口腔から全身の健康に貢献する」

日 程 :2013年6月22日(土)、23日(日)

場 所 :九州大学医学部百年講堂および同窓会館

大会長 :中村 誠司  (九州大学病院 顎顔面口腔外科 教授)

副大会長 :安部 喜八郎 (九州大学病院 全身管理歯科 准教授)
               林  純  (九州大学病院 総合診療科 教授)
               中畑 高子 (九州大学病院 看護部長)

実行委員長 :森 悦秀 (九州大学病院 顎顔面口腔外科 教授)

準備委員長 :大部 一成   (九州大学病院 顎顔面口腔外科)


事前参加登録期間:2013年1月10日(木)~3月14日(木)

演題募集期間:2013年1月11日(金)~5月7日(火)

大会ホームページ: http://www.congre.co.jp/jsoc10/

セミナー研究セミナーのお知らせ

  • [開催日時]2013年6月26日(水)16:45-17:45
  • [開催場所]薬学部 第4講義室
  • [対象]
備考・問合せ先
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 森 浩禎教授
6月26日(水)午後4時45分~5時45分
薬学部 第4講義室
*
大腸菌のシステム生物学*

 発見されて100年以上、20世紀後半の分子生物学における爆 発的な研究の発展に大きく貢献した大腸菌であるが、我々はどれほどこの生物を知っているのだろうか。地球上で最も解析の進んだ生物種の一つである が、生命の完全理解にはほど遠いのが現状である。未だに設計された育種が非常に難しい。

 一遺伝子を欠失させても、通常明確な表現型を示すことは少ない。これは、代替経路などが、その欠失を補償することで、欠失の効果を消してしま う。この問題に迫る方法として、合成致死解析は、その歴史も長く実績のある方法である。合成致死とは、一遺伝子の変異では致死性を示さないが、も う一つの変異が加わることで致死性(遺伝的相互作用)を示す組合せを調べることである。きわめて単純であるが、この解析をシステマティックに網羅 的に進めることは非常に難しい。大腸菌は、4000以上の遺伝子を持つ。これらの全組合せによる2重欠失株を作製し、その表現型を解析すると、そ の数は1600万を超える。この解析を可能にする為に、2種類の遺伝子欠失株ライブラリーを構築し、その欠失を接合により一つのゲノム上にまとめ て、2重欠失株を作製する方法の開発を進めてきた(1
<https://mail.google.com/mail/u/0/?shva=1#13f169a9e3f1f942__ENREF_1>, 2
<https://mail.google.com/mail/u/0/?shva=1#13f169a9e3f1f942__ENREF_2>)。
システマティックな2重欠失株作製に よる遺伝的相互作用解析は、生物学的に豊かな情報をもたらす解析の一つとして、酵母や/C. elegans/、がん細胞等で勢力的に進められてい るが、その現状と問題点を紹介しながら、大腸菌を用いた解
析の現状と今後の展望を紹介する。

 この目的の為に新たな欠失株ライブラリーを設計したが、分子bar-codeとして機能する20塩基の配列を新たに導入した。この配列を用いる と、欠失株全てを混合した状態で、それらのpopulation変動を、次世代型シーケンサーで定量的に解析を行うことを可能にした。合わせて紹 介する。
1. Butland G, et al., (2008) eSGA: /E. coli/ synthetic genetic array analysis. /Nat Methods/ 5:789-795. 1867732 2. Typas A, et al., (2008) High-throughput, quantitative analyses of genetic interactions in/E. coli/. /Nat Methods/ 5:781-787. 19160513

ーーー
世話人
片山 勉
九州大学 薬学研究院 分子生物薬学分野

セミナー感覚組織におけるモザイク様細胞配列形成のメカニズム

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  • [開催日時]2013年6月27日(木)14:00-15:00
  • [開催場所]基礎研究A棟二階セミナー室
  • [対象]
備考・問合せ先

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日時:2013年6月27日(木)14:00-15:00
場所:九州大学病院キャンパス 基礎研究A棟二階セミナー室 
演者:神戸大学・大学院医学研究科 分子細胞生物 冨樫 英先生

 細胞選別とは、複数の細胞タイプから構成されている組織の細胞を解離した後、混合培養すると、集合体の中でそれぞれの細胞が選別され、元の組織構造が再構築される現象である。細胞選別現象が実際の個体の組織形成過程に関与しているかどうか、個体レベルで検証された例は限られている。哺乳類の内耳蝸牛管にある聴覚上皮では、支持細胞によって感覚細胞同士が決して接しないように分離されており、2種類の細胞が市松様に配列している。
 最近 私どもは内耳の市松模様様の細胞配列が細胞接着分子ネクチンによって制御されることを見出した。ネクチンはタイプ間でホモフィリックにもヘテロフィリックにも結合できるが、ヘテロフィリック結合がホモフィリック結合より強い。マウス聴覚上皮では、感覚細胞と支持細胞においてそれぞれネクチン-1とネクチン-3が相補的に発現していた。これらのネクチン遺伝子をノックアウトしたマウスでは、正常な市松模様の細胞配列が形成されなかった。すなわち感覚細胞と支持細胞間で発現して
いる異なるネクチンがヘテロフィリックに相互作用することが市松様細胞配列の形成に必須であった。
 その後、さらに複雑な細胞配列の分子機構を解明する目的で、マウス嗅上皮の細胞配列に着目し解析を行っている。本セミナーでは、ネクチンとカドヘリンによる細胞選別機構に着目した聴覚上皮と嗅上皮における細胞配列機構について、
最近の成果を紹介したい。


参考文献:
1. H. Togashi et al., Science 333, 1144–1147 (2011).



三浦 岳
教授
九州大学大学院医学研究院 生体制御学講座 系統解剖学分野

セミナー特別講演のご案内(精神科神経科)

  • [開催日時]2013年6月28日(金)18:00-19:00
  • [開催場所]ウエストウィング1F カンファレンスルーム
  • [対象]
備考・問合せ先

この度、ハーバード大学精神神経科よりRobert W. McCarley教授をお招きして特別講演をして頂くことになりましたのでご案内申し上げます。
McCarley教授は、統合失調症の進行性の脳構造ー脳機能異常を世界に先駆けて発見した研究者であり、世界の統合失調症の脳機能画像研究を主とした
臨床研究を牽引してきた第一人者です。

今回は、近年注目されているGamma band oscillationsの統合失調症での所見、MRS との関連、及びoptogeneticsを用いた研究など最新の研究成果を紹介いただきます。
基礎から臨床まで、ご興味のある先生方の多数のご参加をお待ちしております。


                      記

【日時】:平成25年6月28日(金)18:00~19:00
【場所】:ウエストウィング1F カンファレンスルーム
【演者】:Robert W. McCarley 先生(ハーバード大学精神神経科教授)
【演題】:New Neurobiology of Schizophrenia
(title changed from Gamma band oscillations(GBO): Optogenetic studies in mice and MRS studies in the schizophrenia spectrum)



【Objective】
Gamma Band Oscillations(GBO, 40Hz in the EEG)are critical for neural communication and are abnormal in schizophrenia(SZ) and schizotypal personality disorder(SPD), but controlling factors are poorly understood. In two translational studies we thus investigated:1)GABA and the role of the basal forebrain (BF) in GBO. The BF is known to critically modulate cortical activity. However, the cell-specific roles in GBO of BF parvalbumin-containing GBA neurons(PV) is unknown, although they project to cortical PV neurons that interact with glutamatergic pyramidal neurons to produce GBO. 2)GBO and MRS measurement of GABA and glutamatemetabolites is SPD AND CONTROLS.
MOUSE OPTOGENETICS. 40Hz BF laser optogenetic stimulation of light-sensitive ChR2
channels inserted selectively in PV neurons. 2) 3T MRS MEASUREMENTS IN chronic SZ,
never-neuroleptic-medicated SPD AND CONTROLS of GABA and glutamate(Glu) metabolites in the superior temporal gyrus(STG), a major source of auditory steady state response (ASSR) GBO in humans.

【Results】
1)MOUSE. There was a preferential cortical GBO response to BF stimulation at and near 40Hz while stimulation at frequencies distant to 40Hz did not produce significant frequency-specific cortical EEG changes. These and other data imply that BF PV neurons act to entrain a cortical GBO oscillator.
2)SZ SPECTRUM MRS. Preliminary data revealed reductions in GABA and increases in Glu metabolites in SZ and SPD in the left STG. GABA and Glu concentrations were highly correlated with ASSR GBO: A worse GBO phase locking factor(PLF) in SZ/SPD was associated with a reduction in GABA and with an increase in Glu metabolites.
BF PV neurons entrain cortical GBO, and possibly have a role in the abnormal GBO in SZ/SPD.
In the schizophrenia spectrum, reduced GABA and increased Glu may play a critical role in abnormal GBO.



《主な業績》
1 Excessive extracellular volume reveals a neurodegenerative pattern in schizophrenia onset.
J Neurosci., 2012
2 Hyperactivity and hyper connectivity of the default network in schizophrenia and in first-degree
relatives of schizophrenia. PNAS, 2009
3 Progressive and interrelated functional and structural evidence of post-onset brain reduction in
schizophrenia. Aarch Gen Psychiatry, 2007
4 Neural synchrony indexes disordered perception and cognition in schizophrenia. PNAS, 2004
5 Left emporia abnormalities in schizophrenia and thought disorder: A quantitative MRI study.
NEJM, 1992



担当者:鬼塚俊明、神庭重信
九州大学医学研究院精神病態医学分野

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