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セミナー 学会・シンポジウム 市民公開講座

2013年10月 開催予定全一覧へ戻る

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例)研究発表 生命科学科

セミナー第 89 回九州大学病院先端医工学セミナーご案内(特別講演)

  • [開催日時]2013年10月16日(水)17:00-
  • [開催場所]医学部 百年講堂
  • [対象]
備考・問合せ先
第89回九州大学病院先端医工学セミナーご案内


主催 九州大学病院先端医工学診療部・医療情報部
時間 10月16日(水) 午後7時
場所 九州大学医学部 百年講堂

演題:米国におけるクラウドを用いた健康管理システムの現状

演者:ハーバード大学医学部教授、ベスイスラエル病院最高情報責任者
ジョン・ハラムカ先生

クラウドは米国の医療制度にどのような変化をもたらしたか?
クラウドは日本語訳すると「雲」であるが、インターネットを通じて中央管理化されたシステムを利用したり、データを管理する情報インフラ環境を意味する。具体例としてGoogle社のgmail、あるいはdropboxといったインターネットを通じたサービスが挙げられる。ハーバード大学医学部ハラムカ先生は電子カルテをはじめ医療のIT化のロールモデルとして米国におけるHealthcare ITのコンセプトを体現してきた。クラウドを用いた電子カルテや診療情報の保全は医療の効率化・簡潔化をもたらすのみならず、医療コストの軽減にも役立つ。ハラムカ先生が勤務するボストンのベスイスラエル病院では300万人分の患者データはクラウドで管理運用されている。またクラウドを用いた医療情報システムは2013年4月15日発生したボストンマラソン爆弾テロ
事件でも威力を発揮した。今回は、米国の医療のIT化の第1人者でありオバマ政権の医療政策にも発言力を持つハラムカ先生より米国の最先端の医療事情を報告していただく。

"How does the cloud change the US health care system?"
Dr.Halamka is the top runner of US health IT, Chief Information Officer at Beth Israel Deacones Medical Center, CIO and Dean for technology at Harvard Medical School. Dr. Halamka will preset how the cloud makes change on the US health care system. Cloud is the centrally provisioned application and infrastructure services available via the internet. Gmail by Google and Dropbox are good examples. Electrical Health Record based on cloud enables the healthcare system to be more efficient and cost-effective. More than 3 million patients data of Beth Israel Deacones Medical Center is managed in the cloud. This system showed significance in the response to the Boston Marathon Bombing on April 15, 2013.


連絡先:九州大学病院先端医工学セミナー事務局担当
九州大学大学院医学研究院先端医療医学講座災害・救急医学分野 永田高志

市民公開講座がん研究の最前線

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  • [開催日時]2013年10月19日(土)13:30-16:30
  • [開催場所]医学部百年講堂大ホール
  • [対象]
備考・問合せ先
 
PDF
日時: 平成25年10月19日(土曜) 午後1:30-4:30
会場: 九州大学医学部百年講堂大ホール
対象: 高校生 (ご父兄の参加もお待ちしております) 入場無料

内容: 講演と質疑応答
  ■ 未来のブラックジャックに今伝えておきたいこと
  ~最先端科学技術と消化器癌手術~
   九州大学 臨床・腫瘍外科学 准教授 永井 英司
  ■ 婦人科腫瘍の治療と研究
   九州大学 婦人科学産科学 教授 加藤 聖子
  ■ 消化器癌と闘う最新の分子標的治療
   九州大学 九州連携臨床腫瘍学 教授 馬場 英司
  ■ 肺がんの「完治」を目指した外科治療
   九州大学 消化器・総合外科学 講師 岡本 龍郎
  ■ 山極勝三郎生誕 150周年~がん学の本流~
   順天堂大学 病理・腫瘍学 教授 樋野 興夫




主催:2013年度文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動」青少年・市民公開講座実施委員会
共催:九州大学大学院医学研究院(形態機能病理学、九州連携臨床腫瘍学)
後援:福岡県、福岡市、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、日本癌学会、日本病理学会、九州朝日放送


-お問い合わせ先-
九州大学大学院医学研究院形態機能病理学
〒 812-8582 福岡県福岡市東区馬出3-1-1
Tel: 092-642-6061 Fax: 092-642-5968
Email: gansiens(at-mark)surgpath.med.kyushu-u.ac.jp

セミナーモーズレー病院/ロンドン大学児童青年期精神医学専門研修~九州大学病院セミナー2013

  • [開催日時]2013年10月19日(土)-10月20日(日)
  • [開催場所]医学部百年講堂 中ホール
  • [対象]
備考・問合せ先

「モーズレー病院/ロンドン大学児童青年精神医学専門研修九州大学病院セミナー2013」のご案内


九州大学病院子どものこころの診療部では、児童青年期精神医学の臨床家養成のために、
昨年にひき続き,モーズレー病院/ロンドン大学が開催してきた教育研修コースの講義を開催致します。
講師はモーズレー病院で実際の指導に当たっている臨床研究のエキスパートの方々です。
講義は児童精神科臨床の現場でよくみられる問題を取り上げ,スーパーヴィジョン、
パネルディスカッションを含むインターアクティブな形式で進められます。
 

            記
【日 時】2013年10月19日(土)13:30-17:30
         10月20日(日)10:00-17:15
【会 場】医学部百年講堂 中ホール
【プログラム】2010年よりスタートした九州大学病院セミナーも今年で4回目を迎えます。
2013年度の講師には、初回から継続してご協力頂いているAnula Nikapota先生に加え、
児童思春期を中心にライフサイクルを通じた気分障害の臨床と研究をされているArgyris Stringaris先生と
思春期における薬物乱用の治療プログラムや臨床研究に長く携わってこられたKah Mirza先生をお招きします。

詳細は下記ホームページにてご確認下さい
http://www.kodomo-kokoro.hosp.kyushu-u.ac.jp/seminar/
ご関心のある方は、HPより申し込み用紙に必要事項を記載の上、
FAXにてお申込みください。みなさまのご来場をこころよりお待ちしております。
 

セミナー第122回臨床化学セミナー

  • [開催日時]2013年10月29日(火)18:00-19:00
  • [開催場所]九州大学病院北棟2階 検査部会議室
  • [対象]
備考・問合せ先

下記の予定で第122回臨床化学セミナーを予定しております。
皆様のご来聴を歓迎いたします。


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タイトル:メタボロミクス技術開発の現状と医学・創薬応用への展望

演者:  三浦大典 博士
     九州大学 先端融合医療レドックスナビ研究拠点 准教授
     メタボリック・プロファイリンググループ長

日時:  2013年10月29日(火)18:00-19:00
場所:  九州大学病院北棟2階 検査部会議室
世話人: 康 東天
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講演要旨:
 近年メタボローム解析は技術としても成熟期に入りつつあるが、分析基盤として用いられるGC-MSやLC-MS、CE-MSは高い定量性・再現性を持つ一方で、1検体の分析に対するスループットが低いため、多検体の解析を行う上では課題が存在する。また、組織サンプルを対象とした場合には組織からの代謝物の抽出・濃縮が不可欠であり、局所的なメタボローム変動情報は完全に消失してしまう。さらにこれらの手法では一度の分析で数百0数千のピークを検出するが、標品の無い化合物は未知ピークとして放置されているのが現状である。これら未知ピークには創薬・医療応用を考える上で極めて重要な情報が含まれることは自明であり、創薬・医療現場への応用を指向するメタボロミクスは新たなパラダイムシフトを必要とする段階に来ている。
 我々はこれまで、MALDI-MSを基盤とした低分子量代謝物分析に対する有用性にいち早く着目し、一連の技術開発を精力的に行ってきた。MALDI-MSは原理上クロマトグラフィー等の分離技術と組み合わせる事が出来ないが、極めて高感度な分析技術であり、また逆に分離過程を省略することで極めて短時間で測定が終了する。我々はこのような特性を生かした超高速代謝プロファイリング技術を開発し、培養細胞内で生じる代謝変動を簡便に捉える事に成功した(Anal. Chem. (2010) 82, 498)。また、本技術を応用して細胞内における代謝動態の秒スケール追跡法の開発にも成功している。(Anal. Chem. (2010) 82, 4278)。同時にMALDI-MSを用いた低分子量代謝物測定に対して超高感度(sub-amolレベル)測定技術であることも合わせて見出した。さらに、本技術を生体分子のin situマッピング技術である質量分析イメージング(MSI)に適用することで、メタボロームに時空間分解情報を付与し、疾病動物モデルを用いて組織内微小領域における代謝動態を明らかとする事に成功した(Anal. Chem. (2010) 82, 9789、J. Proteomics (2012) 75, 5052)。また、メタボロミクスでは測定対象である代謝物の網羅性確保が重要となるが、一般にMALDI-MSでイオン化可能な分子数は他の質量分析法に比べて極端に少ないと言われている。そこで我々はさらなる分析対象拡大を目指し、既存のマトリックスを基本骨格とした種々の類縁体を新規に合成し、新たに様々な代謝物に対して高いイオン化効率を示す36種の新規マトリックスの開発に成功した(特願2011-152328)。一方で、MALDI-MSにて得られる質量分析データは一次元(m/z情報のみ)であり、化合物の同定は困難を極めた。そこで我々は、超高分解能質量分析を行うことで、スペクトル情報から一義的に化合物の組成式を決定できる測定法の開発に成功した(Anal. Chem. (2010) 82, 5887)。
 本セミナーでは、上記に示したMALDI-MSを中心としたメタボロミクス技術開発の現状を紹介し、医学・創薬応用に対する展望について議論する。


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