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セミナー 学会・シンポジウム 市民公開講座

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セミナー公開セミナー【愛知医科大学 武内先生】

  • [開催日時]2018年9月21日(金)17:00-18:00
  • [開催場所]基礎研究A棟2階セミナー室
  • [対象]
備考・問合せ先
 このたび神経解剖学分野では、愛知医科大学 医学部生物学講座教授 武内恒成先生をお招きし、下記の通り公開セミナーを開催する運びになりました。
細胞外基質の糖鎖に着目した脊髄損傷の新たな回復機序の発見や、細胞外環境を制御する創薬の可能性などについて、分かりやすく語っていただく予定です。
神経科学や細胞外マトリックス、創薬などに興味をお持ちの多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 
 

 
日時:9月21日(金)17:00~18:00(開場16:30)
場所:医学部基礎研究A棟2階セミナー室
講師:武内恒成先生 (愛知医科大学医学部生物学講座・教授)
演題:『細胞外マトリックス制御による神経損傷修復・脊髄損傷治療 -糖鎖発現制御によるさまざまな炎症制御と創薬・治療の展開と可能性について-』
要旨:
臓器線維化や神経損傷修復などにおいては、細胞外マトリックス(ECM)の再構成や機能構造的変化が非常に重要な要素となる。我々はとくにコンドロイチン硫酸(CS)合成酵素のKOマウスを用いて発生過程とともに脊髄損傷後修復を解析し、生理機能回復がこれまでになく劇的に改善することを見出した(Nat Commun, 2013)。これを契機にCSが関与する様々な神経機能(Sci Rep, 2017; Mol Brain,2017)やECM制御の創薬ターゲットとしての解析(J Cell Sci,2017)を進めている。糖鎖やECMは、想像される以上に、炎症過程においては動的なものであること、さらに糖鎖制御を対象とした我々のドラッグスクリーニング(AMED創薬事業)の結果から、糖鎖とECMなど細胞外環境を制御する新しい創薬の可能性を議論したい。
参考文献:
1) Abnormalities in perineuronal nets and behavior in mice lacking CSGalNAcT1, a key enzyme in chondroitin sulfate synthesis. 2017, Yoshioka N., et al., Mol Brain.10(1):47.
2) Extracellular Signals Induce Glycoprotein M6a Clustering of Lipid Rafts and Associated Signaling Molecules. 2017. Honda A., et al., J Neurosci. 37(15):4046-4064.
3) The role of T-cadherin in axonal pathway formation in neocortical circuits. 2017, Hayano Y., et al., Development. 141(24):4784-93.
4) Pioneering axons regulate neuronal polarization in the developing cerebral cortex. 2014, Namba T., et al., Neuron. 81(4):814-29。
5) Chondroitin sulphate N-acetylgalactosaminyl-transferase-1 inhibits recovery from neural injury. 2013, Takeuchi K., et al., Nat Commun.
4:2740.

神経解剖学分野
神野尚三

問い合わせ先:
山田純 (九州大学 大学院医学研究院 神経解剖学分野・講師)
TEL 092-642-6051, FAX 092-642-6202

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