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セミナー 学会・シンポジウム 市民公開講座

2012年4月 開催予定全一覧へ戻る

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例)研究発表 生命科学科

セミナー九州大学母子総合研究リサーチコアカンファレンス(小児科)のご案内

  • [開催日時]2012年4月3日(火)18:00-19:00
  • [開催場所]北6階 カンファレンスルーム
  • [対象]
備考・問合せ先
明日、4月3日(火曜日)午後6時より九州大学母子総合研究リサーチコアカンファレンス(小児科)を開催いたします。どなたでもご参加できます。多くの皆様のご来聴をお願い申し上げます。

日時:4月3日(火曜日)18時~19時
場所:九州大学病院 北6階 カンファレンスルーム(小児医療センター内)

講演タイトル: 我が国の小児脱髄性疾患の臨床的特徴 ~全国疫学調査のまとめ~

演者: 山口結、鳥巣浩幸

急性散在性脳脊髄炎(acute disseminated encephalomyelitis;ADEM)はウイルス感染や予防接種に関連して発症する単相性の脊髄炎であり、小児に好発し、自己免疫機序が示唆される。一方、再発・寛解を繰り返す多発性硬化症(multiple sclerosis; MS)初発例はClinically Isolated syndrome(CIS)と呼ばれるが、臨床の場において両者の鑑別はしばしば困難であった。2007年にInternational pediatric MS study group (IPMSSG)が提案した小児脱髄性疾患の定義により、ADEMは脳症症状(意識の変容、行動変化)を認めることでCISと区別されるようになった。また、視神経脊髄炎(Neuromyelitis optica; NMO)は、単相性または再発性の経過をとり、視神経と脊髄を病変の主座とする疾患である。NMOの病態に関しては、抗アクアポリン4抗体が深く関与することが多面的な解析により証明され、MSに関しても、Th17を中心とした脱髄の詳細なメカニズムが明らかになりつつあるが、これらの疾患の小児発症例に関しては、成人に比べ症例数が少ないことから、多施設共同研究、特にnationwide surveyの数は限られていた。我々は、IPMSSGの定義に基づいて小児脱髄性疾患のnationwide surveyを実施し、我が国における小児脱髄性疾患の詳細な症状・所見を得た。今回のカンファレンスでは、最近の知見に基づいた脱髄性疾患の病態を概説し、成人症例や海外小児症例との比較を通じて明らかになった我が国における小児脱髄性疾患の特徴を示す。

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九州大学病院 小児科
高田英俊(臨床研修教育担当)
土居岳彦(臨床研究教育担当)
井藤奈央子(臨床研究教育担当)
山村健一郎(カンファレンス担当)
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セミナー生医研セミナーのお知らせ

  • [開催日時]2012年4月10日(火)17:00-18:30
  • [開催場所]生医研本館1F会議室
  • [対象]
備考・問合せ先
演者:中山 雅敬 先生
所属:Max-Planck-Institute for Molecular Biomedicine・学振海外特別研究員

タイトル:「Spacial regulation of VEGF receptor endocytosis in angiogenesis」

日時:2012年4月10日(火)17:00~18:30
場所:生医研本館1F会議室

※中山雅敬先生は名古屋大学貝淵先生の研究室で学位を取られた後、マックスプランクのDr. Ralf Adamsの下で血管形成に関わるVEGF-Rの働きについて先進的な研究をされております。昨年first authorを分け合いNatureに論文を、その続きのストーリーも現在Cがつく某一流紙にリバイス中だそうです。先生は網膜の血管発生モデルを用い、ephrin-B2という分子に着目し、組織形成の際にreceptorのendocytosisがspatiallyに制御されていることを明らかにしています。アンパブリッシュの知識の吸収と共に、世界の第一線で活躍中の若手科学者の意気込みを是非感じ取って欲しいと思います。皆様奮ってご参加下さい。

世話人:生医研・分子発現制御学 中山 敬一(内線6815)

セミナー九州大学母子総合研究リサーチコアカンファレンス(小児科)のご案内

  • [開催日時]2012年4月10日(火)19:00-20:00
  • [開催場所]北6階 カンファレンスルーム
  • [対象]
備考・問合せ先
九州大学母子総合研究リサーチコアカンファレンス(小児科)を開催いたします。どなたでもご参加いただけます。
多くの皆様のご来聴をお願い申し上げます。

日時:4月10日(火曜日)19時~20時
場所:九州大学病院 北6階 カンファレンスルーム
(小児医療センター内)

講演タイトル:症候からみた診断へのアプローチ
       ~貧血・出血斑(出血傾向)を主訴に来院した症例より~

演者: 瀧本智仁、石村匡崇

小児科診療において、貧血・出血傾向はしばしば遭遇する病態である。その原因は先天性・後天性を含め多岐にわたり、適切な治療のためには鑑別診断へのアプローチが重要となる。今回のカンファレンスでは「貧血」「出血斑(出血傾向)」を主訴に来院した症例を通じ、診断に至るまでのアプローチのコツを概説する。
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九州大学病院 小児科
高田英俊(臨床研修教育担当)
石村匡崇(カンファレンス担当)
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セミナー遠隔医療セミナーのお知らせ「第308回アジア遠隔医療ネットワークイベント」

  • [開催日時]2012年4月11日(水)16:00-18:00
  • [開催場所]アジア遠隔医療開発センター・遠隔医療会議室(北棟2階)
  • [対象]
備考・問合せ先
イベント名:第5回 日中早期胃がんテレカンファレンス
アジア遠隔医療開発センター(TEMDEC)では、4月11日(水)に第5回日本・中国早期胃がんテレカンファレンスを担当します。このイベントでは北京・福岡のみならず、上海や東京など多施設を接続して早期胃がんの内視鏡および病理診断についてのディスカッションを行います。中国の医師に対する平易な解説もありますので、研修医や若いスタッフの皆さんの参加も歓迎です。

下記にプログラムをコピーしております。興味のある方は、どなたでもご参加ください。

日時:平成 24年 4月 11日 (水曜日)16:00~18:00

場所:アジア遠隔医療開発センター・遠隔医療会議室(北棟2階)

接続施設:
1)北京協和医科大学(中国):Dr Lu, Dr Yao Fang
2)上海復旦大学中山病院(中国):Dr Chen WF
3)順天堂大学・NICTオフィス(東京):Dr八尾隆史
4)九州大学病院: Dr八尾建史

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プログラム(すべて英語で行われます。)

16:00-16:10 Greetings from each station
16:10-16:40 Case presentations from Zhongshan Hospital
16:55-17:45 Case presentations from Peking Union Medical College Hospital
17:45-17:55 Discussion about next plan
17:55-18:00 Closing remarks
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本イベントの問合せ先は、下記にお願いいたします。

九州大学病院 アジア遠隔医療開発センター
野田陽子、清水周次
URL: http://www.temdec.med.kyushu-u.ac.jp/

セミナー精神医学セミナー(脳発達の臨界期)のご案内

  • [開催日時]2012年4月12日(木)17:00-18:00
  • [開催場所]West Wing1階精神科カンファレンスルーム
  • [対象]
備考・問合せ先
森下博文先生(マウントサイナイ医科大学講師)をお迎えして講演会を開催します。

【タイトル】脳発達の臨界期の視点からみた精神疾患

【講演者】 森下博文先生
森下博文先生は九大医学部卒業後、九大精神科や国立精神神経センターで研修を積まれ、理研、ハーバード大学を経て、現在はマウントサイナイ医科大学で脳発達の視点から精神疾患の研究をされています。

【日時・場所】
4月12日(木)17時~18時
West Wing1階精神科カンファレンスルームにて、

【講演要旨】
統合失調症をはじめとする精神・神経疾患は、発達における遺伝子と環境の複雑な相互作用に起因する。一般に遺伝子・環境相互作用は発達の「臨界期」に最も強く生じる。この臨界期の分子メカニズムを明らかにすることで、新しい病態の理解と予防・治療に繋がることが期待される。我々はマウスの視覚皮質をモデルとして、臨界期終了後に発現が上昇し可塑性を制限する「分子ブレーキ」とでも呼ぶべき分子群を同定した (Morishita et al. Science 2010)。近年これらの分子ブレーキ群の発現異常が統合失調症の死後脳研究で認められることから、精神疾患が、臨界期が終了しないことに伴う過剰な可塑性の持続を反映している可能性が想定される。今後、マウントサイナイ医科大学Psychiatric Genomic部門との共同研究で精神疾患の新規関連遺伝子群の発達臨界期における機能を解析することで、臨界期の視点から精神疾患の病態解明と克服に貢献したいと考えている。

参考文献
#Morishita, H., Miwa, JM., Heintz, N., Hensch, TK.. Lynx1, a cholinergic
brake limits
plasticity in adult visual cortex. Science 2010 Nov 26; 330(6008):1238-40.

#Morishita, H., Hensch, TK. Critical period revisited: impact on vision.
Current Opinion in Neurobiology. 2008 Feb; 18(1):101-7. Review.

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