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セミナー 学会・シンポジウム 市民公開講座

2018年6月 開催予定全一覧へ戻る

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例)研究発表 生命科学科

セミナー第769回生医研セミナー【生理学研究所 揚妻先生】

  • [開催日時]2018年6月7日(木)15:00-16:30
  • [開催場所]生医研 本館1階 会議室
  • [対象]
備考・問合せ先
 

 生体防御医学研究所 防御分子構築学分野 客員准教授の揚妻 正和博士にセミナーをお願いしました。

今回のセミナーでは、光学的アプローチを駆使した新たな脳機能に関する研究をご講演いただきます。

 

 皆様、是非ご来聴下さい。

 

 

第769回生医研セミナー(多階層生体防御システム研究拠点)

 

演者:揚妻 正和 先生

 

所属:生理学研究所・生体恒常性発達研究部門・特任准教授

 

講演タイトル:「光学的アプローチによる大脳皮質情報処理機構の解明 ①」

 

日時:平成30年6月7日(木)15:00〜16:30

 

場所:生体防御医学研究所 本館1階 会議室

 

 

要旨

 大脳皮質の中でも内側前頭前野(mPFC)は、「情動」を含む多様な高次脳機能を担う部位である。そのため様々な精神疾患との関連も指摘され、臨床的観点でも重要な研究対象である。それら脳機能を成立させるには内部神経回路による緻密な演算処理が鍵となるが、その制御機構に関する知見は限定的である。

 このような脳内での情報処理機構を理解する上で、そこで働く遺伝子を理解しただけでは不十分であり、個々の細胞レベルでの理解に加え、「神経細胞集団」としての活動を包括的に理解する必要がある。集団としての制御実態を把握する上では、単一神経細胞分解能で多数の神経から活動を記録する必要があるが、従来は技術的な制約により困難であった。そこで我々は、独自に開発した「光学技術(2光子イメージング、光遺伝学など)」の組み合わせにより、擬似自由行動中のモデル動物(マウス)を用いて、そのmPFCでの神経活動の「記録・操作」を実現し、この課題に挑んでいる。

 今回は、これらの技術やその利点について説明するとともに、mPFCでの研究に至るまでの研究成果について紹介し、次回につなげる。

 

 

参考文献

1. Agetsuma M., Hamm JP, Tao K., Fujisawa S., Yuste R.: Parvalbumin-Positive Interneurons Regulate Neuronal Ensembles in Visual Cortex. Cerebral Cortex (2018) 28, 1831-1845

 

2. Agetsuma M, Matsuda T, Nagai T.: Methods for monitoring signaling molecules in cellular compartments. Cell Calcium. (2016) S0143-4160, 30194-30194

 

3. 揚妻正和: オプトジェネティクス-高次脳機能情報処理機構の理解へ向けて  「生体の科学(特集「生命動態システム科学」)」,Vol.65 No.5 p518-5192014

 

4. Agetsuma M., et al.: The habenula is crucial for experience-dependent modification of fear responses in zebrafish. Nature Neuroscience, (2010) 13, 13541356

 

 

世話人:生医研・脳機能制御学分野 中別府 雄作(内線6800)

セミナー特別講演会「胆道がんの包括的ゲノム解析」【国立がん研究センター 柴田先生】

  • [開催日時]2018年6月14日(木)17:00-18:00
  • [開催場所]総合研究棟1F 105会議室
  • [対象]
備考・問合せ先
国立がん研究センターより柴田龍弘先生をお招きして、「胆道がんの包括的ゲノム解析」についての特別講演会を開催いたします。

柴田龍弘先生は東京大学医科学研究所ゲノム解析センター/ゲノム医科学分野教授を兼任されておられます。国際がんゲノムコンソーシアムで肝臓がん(Nature 2010)の解析を担当され、その後も肝臓がん(Nat Genet 2011, 2012, 2014, Cell 2017, Nat Commun 2018)、胆道がん(Nat Genet 2015, Cancer Cell 2016, Nat Genet 2016, Cancer Discov 2017, Cancer Cell 2017) を中心に様々ながんのゲノム解析を精力的に行われている、国際的に大変著名な先生です。

本講演会は興味がある方全てに開放されています。奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。

【演者】柴田龍弘 先生 (国立がん研究センター/がんゲノミクス研究分野/分野長)
【タイトル】胆道がんの包括的ゲノム解析
【日時】平成30年6月14日(木)17:00~18:00
【場所】総合研究棟1F 105会議室(病院キャンパス)
【対象者】関心のある方は、どなたでもご参加いただけます。
【参加費】無料(事前申し込み不要です)
【問い合わせ先】第一外科 内線5440
担当:大塚隆生 takao-o(a)surg1.med.kyushu-u.ac.jp
                          (a)を@に替えてメールをご送信ください。 

要旨:肝・胆領域のがんは、本邦を始めとしてアジアに多いがんであり、予後不良な難治がんとして知られる。とりわけ胆道がんにおいては、分子標的薬が未だ承認されておらず、その克服に向け、基礎研究並びに臨床開発研究が強く求められている。
我々の研究グループでは、国際がんゲノムコンソーシアムにおいて、日本人260症例を対象として、胆道がんの包括的な大規模ゲノム解析研究を報告した。その結果、ドライバー遺伝子の分布は発生部位(肝内・肝外・胆嚢)によって特徴的な組み合わせを示した。中でもFGFR2やIDH1, BRCA1など約40%の症例には治療標的となりうるゲノム異常が同定された。また発現解析の結果から、免疫チェックポイント分子高発現症例が存在することが明らかとなった。このグループには高度変異 (high mutation burden)症例が濃縮しており、免疫療法の可能性も示唆された。通常の胆道がんゲノムには、加齢並びにAPOBEC関連変異シグネチャーが検出されたが、本邦で発症した職業関連胆道がんではそれとは異なる特徴的な変異シグネチャーが同定され、特定の発がん物質による発症が示唆された。本講演では、これまでの胆道がん分子解析の結果について紹介したい。

セミナー第21回創薬育薬産学官連携セミナー【医薬基盤研究所 木村先生

  • [開催日時]2018年6月25日(月)17:30-
  • [開催場所]薬学部 本館2F 会議室
  • [対象]
備考・問合せ先
第21回創薬育薬産学官連携セミナーの御案内
 
医系キャンパスの皆様
 
6月25日(月) 17:30より、医薬基盤研究所の
木村 友則 先生 をお招きして第21回創薬育薬産学官連携セミナーを行います。
 
日時:平成30年6月25日(月)
   17:30-18:30
場所:薬学部 本館2F 会議室
講師:木村 友則 先生(医薬基盤研究所)
演題:「キラルアミノ酸による近未来の腎臓病診療」
 
皆様の御来聴をお待ちしております。
 

セミナー第771回 生医研セミナー【広島大学 落合先生】

  • [開催日時]2018年6月27日(水)17:00-18:00
  • [開催場所]総合研究棟104号室
  • [対象]
備考・問合せ先
【演 題】 多能性幹細胞における核ダイナミクスと遺伝子発現ゆらぎの関係性

【演 者】 落合 博 先生
               JSTさきがけ、広島大学理学研究科数理分子生命理学専攻:特任講師

【日 時】 6月27日(水)17:00~18:00

【場 所】 病院地区キャンパス内 総合研究棟104号室

【要 旨】

胚性幹(ES)細胞や人工多能性幹細胞などの多能性幹細胞は、種々の細胞種へと分化誘導させることが可能で、再生医療をはじめ、創薬や疾患研究への応用が期待されている。これら多能性幹細胞では、同一環境下であるにも関わらず、多能性維持に重要な転写因子Nanogを含む種々の遺伝子発現量の多様性が認められる。こういった多様性の出現機構は微小環境の違いや遺伝子調節ネットワーク中のネガティブフィードバックが関与していると考えられているが、未だに不明な点が多い。発表者はこれまでに、転写のライブイメージングを通して、Nanog遺伝子プロモーターの活性状態の確率的変動が遺伝子発現量の多様性に有意に寄与していることを見出した。さらに、特定内在遺伝子の転写及び核内局在を同時に可視化する技術を確立し、Nanog遺伝子が転写活性依存的に核内挙動を大きく変化させることを見出した。本発表では、遺伝子の核内挙動と発現量の細胞間多様性の関連について議論するとともに、最近成果が得られている1細胞RNA-SeqやCRISPRライブラリを利用した網羅的な多様性誘引機構の探索結果についても紹介したい。

セミナー九大馬出キャンパスセミナー【Robert Wood Johnson Medical School 岩田先生】

  • [開催日時]2018年6月28日(木)18:00-19:30
  • [開催場所]臨床小講堂2
  • [対象]医学生・初期研修医・後期研修医、大学院生、その他関心のある方
備考・問合せ先
九大馬出キャンパスセミナー

6月28日(木)18時~19時30分
                  講演「米国における卒後医学教育システムの実際」
                  演者 岩田勲先生
                    Associate Professor, Director of Geriatric Services,
                    Division of General Internal Medicine, Department of Medicine
                    Rutgers Robert Wood Johnson Medical School

場所:臨床小講堂2
対象:医学生・初期研修医・後期研修医、大学院生、その他関心のある方すべてのご参加を歓迎します。

参加費:無料

開催趣旨
近年、日本では高等教育機関における国際化を推進する改革が行われている。九大を含む全国の医学部・大学病院・研修病院でも日本から海外の医育機関で研鑽を積むことを希望している医学生・若手医師が少なからずいるが、実際の研修現場を知る機会は少ない。そこで今回、Robert Wood Johnson Medical School,Division of General Internal MedicineでAssociate Professor, Director of Geriatric Servicesとして勤務されている岩田勲先生(九大94年卒業)をお招きして、米国における卒後医学教育システムの実際についてお話いただく。医学生・若手医師、その他関心のある方の海外での研鑽・国際交流を推進する機会としたい。

主催:九大病院臨床教育研修センター・九大医学教育学共催
協賛:福岡医学会

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