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教室について

これまでの研究の概要

  1. 虚血性心疾患の成立機序における血管内皮障害の役割に解明に関する基礎・臨床研究(九大循環器内科1983-1988年、1990-1998年):冠動脈攣縮の病態における内皮細胞障害の役割を解明した(日本循環器学会YIA優秀賞、Circulation, J Clin Invest)。狭心症の原因に内皮機能障害が関与することを世界で初めて明らかにした(日本動脈硬化学会YIA最優秀賞、N Engl J Med、J Clin Invest、Lancet、Circulation)。コレステロール低下療法によって冠動脈内皮細胞機能障害が改善することを世界で初めて明らかにした(日本循環器学会CPIS賞、Circulation)。
  2. 冠動脈攣縮の生理的機能解析ならびに細胞内カルシウム動態の役割の解明(米国ハーバード大学医学部、1998-1990年): NIHのプログラムプロジェクトの1分野を担当。冠動脈攣縮の分子機序における細胞内カルシウム動態の役割を明らかにした(J Clin Invest)。
  3. 動脈硬化性疾患の分子細胞機序解明に基づく独創的遺伝子治療・細胞療法の創製(1998年-現在):Monocyte chemoattractant protein-1(MCP-1)の抑制因子であるMCP-1変異体を探索し、動脈硬化性病態の分子機序においてMCP-1が鍵となる炎症惹起因子であること、抗MCP-1遺伝子治療によって炎症が抑制され動脈硬化性病変(再狭窄、プラーク不安定化)が抑制されること、を明らかにした(J Clin Invest、Circulation)。この成果を基盤にして、トランスレーショナルリサーチを推進し新しい抗炎症遺伝子治療法(遺伝子溶出ステントなど)を開発した。
    その実績に基づいて、学会賞(日本循環器学会、日本遺伝子治療学会)ならびに褒章(文部科学大臣表彰科学技術賞)を受賞した。
  4. ナノ医工薬融合学による革新的ナノ医療実現化プロジェクト(2004年-現在):これまでの成果の臨床応用を加速し日本発世界標準医療を達成するために学融合に基づくナノDDS技術を開発し、トランスレーショナルリサーチ(臨床橋渡し研究)を進めてきた(Circulation)。本ナノ医療実現化プロジェクトのシーズは、先端医療開発スーパー特区(課題名:日本発の独創的な技術に基づいた情報型先進治療システム開発特区)(内閣府)ならびに橋渡し研究支援推進プログラム(文部科学省、経産省NEDO)の中核シーズと位置づけられている。
    臨床橋渡し加速研究プログラム(先端医療開発スーパー特区、文科省)ならびに難治性疾患克服事業(先端医療開発スーパー特区、厚労省)のプロジェクトリーダーとして、低侵襲医療をもたらす治療デバイス(ナノ粒子溶出ステント、脈波衝撃投与DDSカテーテル)やナノ粒子製剤(動脈硬化性疾患に対する分子標的治療・治療的血管新生療法、難治性肺疾患の吸入ナノ治療など)の臨床橋渡し研究を推進している。
  5. 研究業績のまとめ(論文数、インパクトファクター、サイテーションなど):2010年9月まで
    英文原著総数:248編(N Engl J Med, The Lancet, J Clin Invest, Faseb J, Circulation, Circulation Res etc.)
    Impact Factor総数:1933.344 平均Impact Factor:7.989/論文
    論文被引用総数:10,868 平均被引用数: 46/論文
    Impact Factorが5以上の論文数:145編 10以上の論文数:68編
    被引用数が100以上の論文数:27編  200以上の論文数:8編
  6. 特許(出願・公開・審査中・登録) 合計21件

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