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医療従事者の方へ

検査・治療紹介

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心臓カテーテル検査・治療


病棟心血管病の診断・治療において、カテーテル技術の進歩はめざましいものがあり、その役割や重要性はますます高まっています。当科では、虚血性心臓病・弁膜症・心筋症・心不全・先天性心臓病・不整脈・閉塞性動脈硬化症・心臓移植後などのあらゆる心血管病に対してカテーテル検査、治療を行っており、豊富な経験を背景に成果を上げています。

病棟の様子 近年のカテーテル検査数は年間約1,000例、PCIは年間約200例、カテーテルアブレーションは年間100例以上となっており、あらゆる難治性の病態に対応できる心臓カテーテルチームが診療にあたっています。治療方針は診療科全体のカンファレンスで協議され、個々の症例の最善の方法が選択されます。平成18年の新病院ハートセンター開設以来、最新機器を備えた2室の新しいカテーテル検査室が稼動し、救急患者に対してはさらに迅速な対応が可能となり、患者数も急増しています。不安定狭心症や急性心筋梗塞などの急性冠症候群の治療に対する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)はもちろん24時間対応可能です。

1. 心臓カテーテル検査症例数:1,027症例/2013年(ハートセンター全体では1,501症例)
2. PCI症例数:194症例/2013年 (ハートセンター全体では237症例)
3. PCI初期成功率:95%/2013年
4.遠隔期再狭窄率:10% (DES), 22 % (BMS) /2013年


虚血性心臓病の診断と経皮的冠動脈インターベンション

冠動脈インターベンション(いわゆるカテーテル治療、風船治療、ステント)を適正に行うことは無論のこと、血管内エコー (IVUS)、ロータブレータ、Pressure wire、Flow wireなどの先進機器を駆使し、より的確な狭窄病変の評価、治療を行っており、難治性病変にも対応可能な技術を有しています(後述の先進医療も参照)。
当科では従来から日本人の多いといわれている冠攣縮性狭心症や冠微小血管攣縮性狭心症の診断・病態解明に長年努力しており、当検査室におけるデータが世界の標準となるほどの成果を上げています。他院で原因不明とされた胸痛患者が、当科で冠微小血管攣縮性狭心症と判明することもあります。

電気生理検査・カテーテルアブレーション

病棟不整脈に対するカテーテルを用いた電気生理学的検査およびカテーテルアブレーションにも力を入れています。
カテーテルアブレーションは低侵襲的根治療法として確立されており、WPW症候群、発作性上室性頻拍症、心房粗動、心房頻拍、心房細動、心室頻拍などすべての不整脈を対象に治療を行なっています。
不整脈の起源、回路を同定し、治療標的を的確に診断するために最新のマッピングシステム(CARTO system, Ensite system)も活用し、成果を上げています。

  1. 電気生理検査症例数:155症例/2013年
  2. カテーテルアブレーション症例数:144症例/2013年(ハートセンター全体では198症例)
  3. カテーテルアブレーション初期成功率:98%/2013年



高度先進医療

ELCAエキシマレーザー ■エキシマレーザー
高度先進医療として冠動脈粥腫に対するレーザー治療を2006年より開始しました。左図の如くレーザーにより通常のカテーテルでは治療困難な冠動脈粥腫の焼灼を行う新たな治療法です。慢性閉塞病変や、粥腫量が多く通常のカテーテルでは末梢塞栓の危険が高い場合などに有効です。右図は本体。

今後も24時間の循環器救急体制を発展させると伴に、患者さんのためになる最善の医療を提供していけるように精進していきたいと思っております。 ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
(心カテ主任/向井 靖、EPS・ABL主任/向井 靖)

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