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検査と治療について

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治療の種類


Q
検査の結果、心臓に異常が見られたら、どのような治療を行いますか?
 
薬物療法 ■薬物療法
薬物療法には、発作を鎮めることと、発作が起こるのを防ぐこと、の2つの目的があります。発作を鎮める薬は、ニトログリセリンなどの硝酸薬を常に携帯し、発作が起きたときに一時的に使用し、長期間服用し続けます。その他、「β遮断薬」「カルシウム拮抗薬」「ACE阻害薬」等、よく耳にする薬があります。
心臓の薬は、服用方法、量を主治医がきちんと管理し、それぞれに適すると思われるものを処方します。用法・容量を守って正しく服用してください。また、外来での多くの検査で絶食が必要なこともありますが、特に指示がなければ、朝食抜きでもお薬はきちんと服用してください。
■カテーテル治療の種類

冠動脈や、腎動脈、上下肢動脈に狭窄がある場合、カテーテルを用いて血管を広げる治療が行われます。 まず、手首や足の付け根に局所麻酔を行い、そこから動脈にカテーテルとよばれる細い管を挿入します。動脈の中をそれぞれの血管の入り口までもっていきます。造影検査で血管のどの部分が狭くなっているのかを診断(カテーテル検査)した後、問題となる狭窄病変を広げる治療を行います。

代表的な手段としては、

1. バルーンで拡張する方法 バルーンで拡張する方法
2. ステントを用いる方法 ステントを用いる方法(右図下)

といった方法があります。髪の毛よりも細いワイヤーを狭窄部に通して、そのワイヤーにそってバルーンを挿入します。目的の場所に到達したら、そこでバルーンをふくらませて、広げます。
バルーンでは不十分、あるいは再狭窄が疑われる場合は、さらにステントという器具を用います。これは、金属の網のようなもので、血管の壁を補強し、これは血管内に留置した形となります。

カテーテル治療の種類

その他にも下記に述べるDCA, ロータブレーター などの特殊な手技を用いて冠動脈を治療する方法もあります。 以前は、冠動脈が主体でしたが、最近では、腎動脈や下肢動脈にも同様の手技を行うことで、内科的に治療を行います。
冠動脈内粥種切削術(DCA)■冠動脈内粥種切削術(DCA)
図のカッター(青矢印)で粥腫を削り取ります。右図は切除された大量の冠動脈粥腫(赤矢印)です。
■ロータブレーター
矢印の部分にダイヤモンドチップが散りばめられており、これを冠動脈内で回転させ、石灰化を伴う硬い病変を削り取ります。
PTMC■PTMC
僧帽弁狭窄症に対してバルーンで拡張する方法として、経皮的僧帽弁交連切開術(PTMC)があります。
■バルーン血管形成術
冠動脈だけでなく、経皮的にバルーンステンとを用いて、腎動脈や大腿動脈の拡張を行います。
バルーン血管形成術
■ペースメーカー
心拍があまりにも遅い場合は、心拍動を刺激する電子装置、ペースメーカーを埋めこむ手術を行って心拍を適切に調節します。
ペースメーカー
植え込み型除細動器(ICD)■植え込み型除細動器(ICD)
命に関わる重症不整脈の可能性を有する方に植え込みます。最近では、大きさも通常のペースメーカーに近いサイズとなりました。

両室ペーシング(CRT)■両室ペーシング(CRT)
心筋症や心筋梗塞などが原因で心臓の壁の収縮が一部遅れていている方に、ペーシングリードを2本挿入し、心臓の左右の心室に同時に電気刺激を加え収縮のタイミングをそろえる治療を心臓再同期療法といいます。最近では、植え込み型除細動器と一体になった、CRT-Dとよばれるものが使えるようになりました。

アブレーション■アブレーション

心臓の拍動リズムに異常を有し、脈拍数が多くなる、「頻脈性不整脈」という病気に対し行われる治療法です。足の付け根の太い血管からカテーテルを入れて、心臓内部の不整脈の原因となっている部分を高周波電流で焼き切ります。


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