LDLコレステロール直接法試薬の正確性の検討(2011.1.12掲載)
 [はじめに]

本研究の目的は、我が国で市販されているLDL-C直接法の試薬が、
(1)正脂血症および脂質異常症においてCDCの基準法であるBQ法と一致するのか、
(2)F式が使えない食後検体や高中性脂肪血症の検体でもLDL-Cが正確に測定できるのか、を明らかにすることです。

 [対象となる試料等]

1)対象
      @脂質異常症
         参加施設に通院し、同意を得られた脂質異常症患者
      A健常ボランティア
      順天堂大学医学部臨床検査医学講座のホームページで公募する。

2)選択基準

@食事の条件
         空腹時採血もしくは随時(食後)採血の条件を問わず、食後からの時間を記録する。
      A同意の取得方法
         同意説明書を用いて説明し同意を得る。

3)除外基準
     以下のいずれかに抵触する患者は、本試験の対象除外とする。
     ・未成年
     ・同意が得られなかった患者
     ・血液が必要量採取できない患者
     ・急性感染症
     ・急性冠症候群
     ・貧血が高度な患者
     ・その他、主治医が不適と判断した患者

 [研究内容]

研究組織の共同研究施設B〜Hの施設で採血されて匿名化した後、分離したサンプルのみが九州大学病院検査部に送られてLDL-C国内基準法並びに必要な脂質関連項目の測定を実施し、問題点を解析します。検体の流れは下記の通りです。

 

 

 

 

 [患者さんの個人情報の管理について]

検体は各共同研究施設で情報管理者が連結可能匿名化し、測定施設に送り測定します。匿名化情報は、情報管理者(LDLコレステロール直接法研究会事務局である順天堂大学臨床検査医学・平山哲)が管理します。

 [研究期間]

研究を行う期間は承認日より平成24年3月31日

 [医学上の貢献]

この研究によりどれ程の正確性があるのかを確認できれば、更なる測定法の改良ができ、診断・治療において有用と考えています。

 [研究機関]

研究責任者: 検査部・部長・康 東天

研究実施分担者:  検査部・技師長 栢森 裕三
                          検査部・主任  堀田 多恵子

電話:092-642-5749  検査部技師長室
  E-mail:kayamori@cclm.med.kyushu-u.ac.jp

 共同研究施設
研究組織
1)委員長
      順天堂大学医学部 臨床検査医学 三井田孝
2)委員
@大阪府立健康科学センター 中村雅一
A九州大学病院 検査部 栢森裕三
B順天堂大学 循環器内科 大村寛敏
C順天堂大学 臨床検査医学 平山哲
D東京慈恵会医科大学附属柏病院 吉田博
E東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病・内分泌・代謝センター 宮下洋
F群馬大学附属病院 検査部 村上正巳
G埼玉医科大学病院 内分泌内科・糖尿病内科 井上郁夫
H東京医科歯科大学 藍真澄、田中明
I国立循環器病研究センター病院 予防健診部 岡村智教、西村邦宏
J日本臨床検査薬協会 小谷一夫 大和隆
3)アドバイザー
(1)日本動脈硬化学会理事 脂質代謝部会部会長 横山信治
(2)日本動脈硬化学会副理事長 寺本民生
4) 事務局
      LDLコレステロール直接法研究会事務局

       平山 哲

〒113-8421 東京都文京区本郷2丁目1番1号
順天堂大学医学部臨床検査医学講座
tel 03-3813-3111(内線3373) fax 03-5684-1609
e-mail : sthiraya@juntendo.ac.jp

連絡先: 九州大学病院 検査部
    〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
    п@092-642-5749