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九州大学病院検査部はISO15189を取得しています。

細菌検査室 細菌検査室では、血液や尿・便などに潜んだ細菌の検査を行っています。

SAIKIN

■検査の紹介

■一般細菌検査

 ◆顕微鏡検査
  検体をスライドグラスに塗布し、グラム染色という方法で菌を染色し顕微鏡で観察します。本来ならば菌がいないはずの 材料(血液や髄液など)に菌がいないか、感染症の原因と推測される菌はいないか…など、染色性と形態によってわかる情報を、迅速に報告します。     
肺炎球菌 インフルエンザ菌
 
 ◆同定検査
  患者さんから採取された様々な材料(尿、便、喀痰など)を、菌が発育するために十分な栄養を含む寒天培地に接種します。適切な環境で培養を行うと、約1〜2日※で培地上に目に見える形(コロニー)となって菌が発育します。このコロニーを用いて、様々な手段でその菌の性状を確認し、菌種を決定する検査が同定検査です。 ※菌種によってはそれ以上の日数を要します。
 


24時間後
寒天培地に生えた菌(コロニー)


 ◆薬剤感受性検査
 感染症の原因となっている菌が同定されると、抗菌薬を用いた治療が開始されます。同じ名前の菌であっても、効く薬が同じであるとは限りません。治療を継続する間に徐々に薬が効きにくくなる可能性もあります。そこで、分離されたその菌に対してどの薬剤が効くのかを調べるための検査を行います。これを薬剤感受性検査といいます。
 

例)ディスク拡散法

■抗酸菌検査

 結核菌は『抗酸菌』と呼ばれる菌の1つに分類されます。結核は空気感染によってヒトからヒトへ感染するため、抗酸菌検査は一般細菌検査と異なる部屋で専用の設備の中で行っています。抗酸菌は小川培地という専用の培地を用いて培養を行いますが、発育に大変時間がかかるため8週間の観察が必要となります。よって、顕微鏡検査や遺伝子検査を併用することで、より早く結果を報告できる体制をとっています。   
 
顕微鏡で観察した 抗酸菌↓

  

■迅速検査

 インフルエンザが流行する季節、風邪の症状があって病院に行った際に、綿棒をつかった検査を受けたことはありませんか?専用キットを用いて数十分以内(インフルエンザの場合:15分)に結果がわかる、このような検査を迅速検査といいます。   
 
 ↑インフルエンザ抗原測定キット(写真:陰性例)
 当検査室行っている迅速検査は以下の項目です。
・インフルエンザ抗原
・CDトキシンAB  
・カンジダマンナン抗原  
・エンドトキシン  
・β-Dグルカン         
・尿中肺炎球菌莢膜抗原     
・尿中レジオネラ血清型1LPS抗原     
・咽頭アデノウイルス抗原     
・角膜アデノウイルス抗原     
・RSウイルス抗原     
・便ロタウイルス抗原     
・便アデノウイルス抗原
  
 




バナースペース

九州大学病院 検査部

〒812-8582
  福岡県福岡市東区馬出3-1-1
  生理検査室:北棟2階
  検体検査室:南棟2階
  細菌検査室:南棟2階
  外来検査室:外来棟3階
   スリープセンター:中央棟3階
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