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九州大学病院検査部はISO15189を取得しています。

康 東天 部長の挨拶BUTYO AISATSU

康 東天 部長の挨拶 2011.12.01

部長

「科学する検査部−日本で最も信頼できる検査部であること」

九州大学病院検査部は大学病院検査部として日本で屈指の規模を持ち、年間600万件を越える検査を行い、院内におけるほとんどの臨床検査に責任を持っています。検査件数だけで言えば、その大半はいわゆる血液検査と言われる検体検査ですが、細菌検査、生理検査の果たしている診療における役割は劣らず重要です。直接的な診療に加え、前者は近年ますますその重要性が叫ばれている病院内の感染制御の要として機能していますし、後者はこれもまた最近その重要性の社会での認知が進み症例が増えている脳死臓器移植における脳死判定に欠かせない役割を果たしています。 さて、本年10月には本検査部内で第2回日中精度管理研究会議が開かれました。当検査部は病院の垣根を越えた検体検査の精度管理システムである福岡5病院会の中核メンバーとしてとして4半世紀を越える活動を継続しています。広範囲な地域を巻き込んだ臨床検査精度管理として日本で最も進んだシステムであることは広く認められているところであり、本システムが現在進行中の日本全地域の精度管理システム構築へ向けたプロジェクトの基本モデルとなっているのはその証左であります。この地域活動は日本のみならず国際的にも高く評価されています。現在中国の北京の主要病院では福岡のシステムを学ぶべく、日本の厚労省にあたる中国衛生部の臨床検査担当部署が中心になり我々と日中合同臨床検査精度管理事業を行っています。冒頭に述べた会議はその成果発表会でした。中国の取り組みも本格化してきたと強く感じさせられ内容であり、我々の取り組みも東アジア全体へさらに視野を広げる時期に来ているようです。 このように九州大学病院検査部は日本でも最も厳しく検査値の精度管理をしていると自負しており、日本で最も信頼できる検査部であることを常に意識しています。このことはとりもなおさず、九大病院受診患者は日本で最も信頼できる検査結果に基づいて診療を受ける事ができるということであり、本検査部に所属するすべての医師、検査技師の目的であり使命でもあります。そのためには精度管理も経験ではなく科学していく必要があるでしょう。 九州大学病院検査部のもう1つの欠かせない使命は創造的であることであると常々検査部員に語っています。検査部は医学研究院の臨床検査医学分野と一体となって学術研究を進めるシステムを取っていて、臨床検査医学の領域でこれも屈指の高い研究活動を続けています。今年度、検査部のスタッフの1人が文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞したのは大変喜ばしいことでした。 最後に余談ですが、当検査部には鉄分検査室があります。当検査部が季刊で発行している「検査部だより」では、OB医師“しろいかもめ”が検査部在籍当時から連載している「鉄分検査室」がすでに27回を迎えています。「検査部だより」は基本的には院内情報誌ですが、当HPで公開されています。鉄分検査とは何か?ご興味のある方は是非お立ち寄り下さい。HP上では第1回が読めないのが残念と思う方がきっと多数出てくるのでは、、、、。

過去の挨拶:2009   2010


バナースペース

九州大学病院 検査部

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  遺伝子検査室:南棟2階     (内線3504)
  細菌検査室  :南棟2階     (内線5757)
  外来検査室  :外来棟3階 (内線5742)