九州大学医学部

部長挨拶

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医の原点は救急医療から

救命救急センター長  前原 喜彦 教授 (消化器総合外科 教授)

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 九大病院は、この100年の歴史で培った専門家集団による「総合力」をもって、今、病院長統率の下、全職員一丸となって救急医療に全力を傾注し、アジアの災害救急医療の拠点を目指して頑張っております。
アジアの玄関である福岡の地に位置する九大病院は、福岡空港や博多駅からわずか10分程度で到着することが可能です。また、高速道路からのアクセスもよく、福岡県内外の各地から容易に来院することができます。アジア各地からの旅行帰りや、その途中で急病となった、吐血の患者様や、意識障害の患者様、感染症疑いの患者様などが福岡空港に降り立ってから、九大病院へ直行して搬入されてきます。全国の病院からのアクセスも、災害拠点病院としては空港からのアクセスが全国一良い病院として、国からは広域災害時の支援が期待されています。旧国立病院の中では一番敷地面積も広く、広域災害時への対応も十分に可能です。
 九大病院は、日常の救急医療では、多発外傷や、脳卒中、急性循環不全、小児救急、薬物中毒、劇症肝炎、3次救急医療を必要とする精神科疾患、その他、耳鼻咽喉科疾患や眼科疾患など、あらゆる分野の患者に、24時間体制で対応できるよう、スタッフや医療設備、医療サービスの充実に力を入れています。
 地域の救急医療に対しては、福岡救急医学会と共に、メディカルコントロールへの積極的な協力と、救急救命士や研修医の教育に力を入れ、BLS, ACLS, JPTEC, JATECなどの講習会の開催や、呼吸管理セミナー、多発外傷研究会(18年度発足予定)、重症患者勉強会などを定期的に開催しています。九大病院の救急集中治療部では、毎朝7時から抄読会の他、これらACLSやJATECの実技の練習や、救急患者の診断の仕方などの勉強を行い、お互いに切磋琢磨しています。
 「医の原点は救急医療から」をモットーに、医療人として、病める患者様の気持ちを理解し、全身全霊で診療にあたり、常に己を過信せず、九大病院としての総合力を十二分に発揮できるようチーム医療に心がけています。患者様には、安心して診療を任せて頂き、満足して社会復帰して頂けるよう、今後とも頑張っていく所存ですので、今後とも何卒宜しくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

       
Last-modified: Sun, 09 Jun 2013 16:46:04 JST (1622d)
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