足や手がまるで象のように大きく腫れて、表面がざらざらした状態を象皮病(ぞうひびょう)という.この病気はフィラリアという虫を蚊が媒介しておこる.熱帯や亜熱帯に多く、世界中で1億2千万人が感染している.虫はリンパ管の中に入って成長するので、リンパ液が流れず、皮膚には細菌も増殖してこのような病変を作る.感染した人の全てが象皮病になるのではないが、発症すると治療しにくい熱帯病である.