平成22年度は、飯田三雄先生が平成22年3月31日をもって九州大学を定年退任され、平成23年4月1日付けで北園孝成先生が第8代第二内科教授として就任されるまで、ちょうど1年間教授不在となりました。その間は、岩瀬正典准教授を中心に、臨床・研究に従事いたしました。

 九州大学病院での内科診療は、臓器別診療体制へ再編され早5年が経過しました。外来診療も第二内科としては、腎・高血圧・脳血管内科、消化管内科、内分泌代謝・糖尿病内科、肝臓・膵臓・胆道内科、腎疾患治療部、光学医療診療部、救命救急センター、先進予防医療センターなどの部署で診療・研究に従事しています。九州大学病院は平成22年2月、8年ぶりに特定共同指導を受けました。入院、外来など多くの項目で指導を受けましたが、全体としての指導評価は比較的良好でした。

 医局の人事面では、退任された飯田三雄先生が平成22年4月より九州中央病院の病院長として就任されました。また、平成23年2月に病態機能内科学(第二内科)の教授に脳循環研究室主任の北園孝成先生が選出され、4月1日より就任されました。そのほか平成23年3月末で前医局長の古賀秀樹助教講師が開業準備のため退職されました。今年度は新たな留学者はなく、現在5名が留学し海外での研鑽に励んでいます。

 平成22年11月23日には、江頭芳樹同門会長のもとに恒例の第二内科同門会がソラリア西鉄ホテルで開催されました。170名を超える多くの同門の先生方にご参加いただき大盛会となりました。同門会では、尾前照雄先生、飯田三雄先生を始め5名の先生方の興味深いお話をお聞きすることができました。また、8編の優れた研究に対して尾前賞・同門会賞が贈られました。

 平成16年度に導入された新臨床研修制度も7年が経過し、研修システムの問題点もかなり明らかとなってきました。教授不在の時期で入局者の減少を心配いたしましたが、平成23年4月には29名と非常に多数の優秀な新入医局員を迎えることができました。

 平成23年度は、北園孝成教授体制での新たな出発の年となります。また、10月には久山町研究50周年記念事業が開催予定です。この節目の年にあたり、医局員一同、長年培われてきた第二内科の伝統に則り、臨床・研究の更なる飛躍を目指して、気持ちを引き締めているところです。

(文責 平成22年度医局長 大坪俊夫)
 
 

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