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平成23年4月1日付けで九州大学大学院医学研究院病態機能内科学(第二内科)の教授に就任しました。
第二内科は明治38年11月に中金一先生を初代教授として開講され、平成17年には100周年を迎えた歴史と伝統のある内科学の教室です。
武谷廣先生、楠五郎雄先生、勝木司馬之助先生、尾前照雄先生、藤島正敏先生、飯田三雄先生が築いてこられた教室を、私が第八代教授として引き継ぐこととなりました。
第二内科は、神経学を中心とした臨床内科学を基盤として、脳血管障害・高血圧・腎臓病・糖尿病といった血管障害と消化器疾患の臨床ならびに研究を推進してきました。また、勝木先生が脳卒中の疫学研究としてスタートされた久山町研究は、今年で50周年を迎え、世界でも例のない疫学研究として高い評価を受けています。
第二内科には、脳循環、高血圧、腎臓、消化器、糖尿病、内分泌、肝臓、久山町研究の8つの研究室があり、それぞれの領域で高度の専門性を持ちながら、臨床と研究を行っています。
私たちは、これら幅広い内科疾患の診療を行うとともに、関連する救急疾患に対する診療体制を充実させることで、九州大学病院の救急医療の一翼を担っています。
今後は、細胞治療に代表される先進医療や高度医療を推進しながら、予防、急性期治療から後遺症治療にいたるまで、画期的な治療法の開発につながるような臨床を推進したいと考えています。
大学の使命は、教育・臨床とともに研究にあります。
臨床研究と基礎研究を融合させて、病態を総合的に解明し、新しい診断法や治療法の開発につながる研究を行っていきたいと考えています。
臨床研究で得られた知見をもとに、基礎研究によってその病態を詳細に解明することで新しい治療法の開発を行い、さらに臨床の場で実証し臨床応用へとつなげる、基礎研究と臨床研究の双方向性のトランスレーショナルリサーチを構築して医療ならびに医学の発展に寄与したいと考えています。
第二内科は幅広い内科疾患を対象として診療と研究を続けて参ります。
共に日本の医学ならびに医療の発展のために頑張る若い方々を歓迎いたします。
(2011年4月記)
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