【浜の町病院 神経内科】

(浜の町病院 脳神経センター神経内科 医長 佐竹真理恵)

 浜の町病院 神経内科は、スタッフ2人(松山友美医師)で対応しています。ここ数年、神経内科外来新患者数1300人前後/入院患者数300人前後です。
 脳血管障害の急性期疾患のみならず(rtPA療法、脳血管内治療専門医も脳外科におられ連携をはかっています)、慢性神経難病にも対応しています。また今年から脳卒中の地域連携も行っています。珍しい症例も多く疾患は多彩です。多発性硬化症、急性脱髄性脳脊髄炎、重症筋無力症、イートンランバート症候群、クロイツフェルトヤコブ病、脳炎、筋疾患(多発性筋炎、筋ジストロフィー)、変性疾患(ALS,パーキンソン病, 脊髄小脳変性症)、難治性血管炎(多発性動脈炎, アレルギー性肉芽腫性血管炎, 側頭動脈炎, Wegner症候群)、ギランバレー症候群、てんかんなど、教科書の目次のようにわりとまんべんなくいろんな疾患に遭遇します。
 浜の町病院は病床数450床で、創立50周年を超え、病院は古くて建物の老朽化が目立ちますが、病院は街中のわりに緑に恵まれ、美味しいお店も多く、良い環境にあります。また今後移転し2012年4月に建替えの予定です。
 特筆すべきは、他科との連携がよく、大変働きやすい環境にあること、また病院全体が患者さんにやさしく尊敬するスタッフも多く、とても恵まれた環境で働いているなと実感することが多いです。また女性医師が多く(ここ数年医師全体研修医も含め30%以上が女性医師)、女性医師専用の休憩所やロッカールームもあり、女性医師に優しい病院です。また当科は、ここ8年は女性2人体制が続いており、その中にはお子さんを持った先生や出産間近な女性医師も含まれており、比較的仕事と家庭を両立できる環境にあります。

 変化の激しい時代ですが、古い良いところを残しながら、新しいこともとりいれていくバランスのよい病院と思います。個人的には、繋がり、信頼関係を大切にしていきたいと思い、当科的には引き続き神経内科全般にわたりスタンダードな診断、治療に努めていきたいと思っています。