【神経内科で行っている研究】

現在九大神経内科で行っている研究テーマは下記のように多岐にわたっています。

 A. 脱髄性疾患

  •  多発性硬化症の新規自己抗原の検索
  •  多発性硬化症の疾患感受性遺伝子の同定
  •  Rho-kinase阻害剤による多発性硬化症動物モデルの治療
  •  中国・ブラジルとの共同研究により多数の多発性硬化症患者の遺伝的背景を検討
  •  多発性硬化症の全国臨床疫学調査
  •  多発性硬化症における神経栄養因子・血管成長因子の解析
  •  多発性硬化症における髄液サイトカイン・ケモカインの解析
  •  多発性硬化症の脳・脊髄MRIの解析

 B. 変性性神経疾患

  •  運動ニューロン病の新規神経成長促進因子を用いた治療法の開発
  •  運動ニューロン病の髄液・脊髄サイトカイン動態の解析
  •  アルツハイマー病アミロイドβ蛋白の分解を促進する薬剤探索
  •  家族性アルツハイマー病の原因である変異プレセニリンを導入した培養細胞のアポトーシス促進機構の解析
  •  筋萎縮性側索硬化症の変性蛋白の解析
  •  筋萎縮性側策硬化症の治療法の開発
  •  筋萎縮性側策硬化症患者への心理学的アプローチ

 C. 発作性疾患

  •  ビデオモニタリング脳波記録システムを用いたてんかん症例のモニタリング
  •  てんかんの動物モデルを用いた研究(局所皮質異形成ラット、神経新生、脳冷却)
  •  睡眠ポリグラフを用いた睡眠時呼吸障害の治療
  •  てんかん患者の睡眠異常および睡眠時の生理学的異常

 D. 脳血管障害

  •  電子化クリティカルパスの開発研究
  •  九大院内統一脳梗塞クリティカルパス作成

 E. 神経感染症

  •  クロイツフェルト・ヤコブ病サーベイランス

 F. 筋疾患

  •  筋強直性ジストロフィー CTGリピートの発現を示す培養細胞
  •  Bethlem myopathyの家系における遺伝子変異
  •  C型肝炎ウイルスと封入体筋炎の関連を小胞体ストレス

 G. 遺伝性疾患

  •  常染色体優性の遺伝形式をとる家族性筋萎縮性側索硬化症の大家系について連鎖解析
  •  常染色体優性の脊髄小脳変性症と、SCA16の連鎖解析

 H. 神経免疫・神経ウイルス

  •  Campylobacter jejuni由来Dps蛋白
  •  中枢神経大脳皮質ニューロンを標的とする自己抗原の同定
  •  寄生虫感染に伴う脊髄炎の髄液サイトカインバランスの解析
  •  平山病におけるアレルギー機序
  •  髄液サイトカイン・ケモカインおよび髄液細胞の細胞内サイトカイン産生能
  •  運動ニューロン疾患における炎症性マーカーの検索
  •  重症筋無力症の疫学的研究

 I. 神経生理

  •  神経因性膀胱患者に対する仙骨部高頻度磁気刺激療法
  •  振動覚を用いた定常状態型感覚誘発電位
  •  脊髄小脳変性症におけるヒラメ筋後期反応

 J. 高次脳機能障害学

  •  機能的MRIを用いた高齢者錐体外路疾患患者における大脳基底核・小脳回路のネットワーク解析
  •  運動視の心理物理・電気生理・機能的MRI解析
  •  経頭蓋反復磁気刺激(RTMS)を用いた運動視機構の変化