小倉記念病院神経内科の紹介】

(小倉記念病院 神経内科部長 椎 裕章)

 当院は、大正5年に私立小倉記念病院として創立され、昭和23年社会保険病院となり、平成16年4月から財団法人平成紫川会が開設者となった、標榜科24科、地域医療支援病院指定、病床数658床、職員数1251名の総合病院です。当院の特徴は、入院外来ともに3分の1が循環器内科、心臓血管外科の患者で、循環器科を主体としていることです。
 神経内科は昭和58年1月に新設され、平成22年10月脳卒中を主に担当するスタッフ2人が増え、現在4人体制です。総合病棟5階、6階に入院病床があり、神経内科のベッド数としては10床ですが、脳卒中急性期はSCU、人工呼吸器を要する症例は、HCU、ICUに入るため、常時15症例前後の入院患者を診ています。外来は脳神経外科とともに、脳卒中センターの中にあり、毎日、脳卒中症例に関する脳神経外科との合同カンファランス後、新患、再来の診療を開始します。再診とともに新患も原則として予約制とし、救急患者も別に来ますが、これまでに比べると、対応が早くできるようになりました。2011年の初診外来患者数1236人、再診外来患者数9366人、入院患者274人、平均在院日数19.3日でした。入院患者の内訳は脳血管障害86人、てんかん14人、ギランバレー症候群、CIDPなどの末梢神経障害13人、パーキンソン病24人、他のパーキンソニズム7人、筋萎縮性側索硬化症5人、多発性硬化症9人、重症筋無力症8人、髄膜炎10人などでした。当院は急性期病院のため、病診、病病連携に対する取り組みが重要で、リハビリテーション部、医療連携部、看護部と一緒に週1回の回診を行っています。
 新病院が完成して1年半が経過しました。小倉駅、都市高速から近く、旧病院に比べかなりアクセスが容易となり、入院、外来ともに増加傾向にあり、神経内科スタッフ一同気を引き締めて診療に従事しています。