【9回 ----- 北米の秋の一日に(2008年10月12日)】

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写真15
写真15:露天掘りは巨大なすり鉢状に掘り進められている。粉塵がすごいので散水トラック(写真中央)が水を絶えずまいている。

  宇宙からも見ることができる人工物は、万里の長城とここビンガムキャニオン鉱山だけということが地元の自慢らしい。 何が宇宙から見えるのかしらんと思ったが、ここは露天掘りが100年余りも続けられていて、要するにその巨大な穴ポコが見えるということである(写真15, 16)。 地表から1200メートルほどの深さまで掘り進めており、巨大なすり鉢状になっている。最盛期には40カ国から2万人の労働者がここで働いていたという(今は機械化されて数千人)。 世界最大の銅鉱山ということだが、他に金、銀、モリブデン、ウランなどを産出し、このところの値上がりで景気はよく、どんどん鉱山関係者の住宅が作られている(少なくともこの10月の金融危機の前までは)。

写真16
写真16:散水トラックも鉱石を運ぶトラックも同じ大きさだけど、そのトラックのばかでかいタイヤ

2002年に当地で開かれた冬季オリンピックのメダルは地元で作られたということで、史上一番重い金メダルだったというのがガイドさんの自慢。 でも、ここの鉱山のミュージアムによると金メダルも92.5%は銀で、それを24Kで金メッキしているとのこと。 ソルトレークシティーの街中からあたりを見回してもただ広い平地で、遠く四方をロッキー山脈に取り囲まれている感じだが、鉱山のある外れまで来ると、ソルトレークシティーは巨大なバレー(谷)の北端に位置することが見て取れる。

写真17
写真17:学会発表の山崎亮君:ポスターの前で

  北米最終日の23日は、Hauser先生(Ann Neurol誌Chief Editor)が今夜はANAのnew memberを呼んだdinnerがあるから、自分が話しておくので、それに出て隣にすわれという。 でも正式に呼ばれてもいないのにインチキみたいで嫌だから行かずに、米国には初めて来たと話す山崎亮君(助教)と、ホテルのコンシェルジュで聞いた現地で一番おいしいというアメリカンのレストランに行く。 ここのフィレミニヨンはとってもおいしかったのでお奨め(写真17, 18, 19)。

写真18
写真18:私も自分のポスターの前でユタ大神経内科の前のchairmanのJE Greenlee教授
(傍腫瘍性神経症候群の研究者)と(角田先生が撮ってくれた)

写真19
写真19:学会も終わり一息:僕が手にしているのが地元のポリガミーポーターというダークビール

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