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  中国のことを書いていたら長くなったので、第1回PACTRIMSのことはまた別の機会に書きたい。350人の参加者があり、5つのシンポジウムで23題の招待講演、53題の一般演題(これはポスター)があった。 日本からは26人の参加者があった。Best Presentation Award(最優秀賞)は、東北大の三須君に決まった。会長招宴での表彰式は、屋上に大きなプールのあるホテルのプールサイドで行われた。 表彰式では理事長、副理事長、科学委員長(私)の3人が壇上で受賞者と握手する。三須君と抱き合って喜んだが、プールに投げ入れられなくてよかった。この人には以前酔っ払って頭をポカポカ殴られたことがあるからね。 ともかく第一回目で日本のプレゼンスを示すことができたのは、本当によかった。はるばるマレーシアまで来てくれた日本人研究者には感謝したい。 後でアジア以外から招待した講演者の大部分の方からお礼のメールをいただいた。 多くの人が大成功だと言ってくれて、プログラムを作ったり招待講演者をかき集めたりした苦労が報われた思いがする。科学委員長としての顔が立った。
  PACTRIMSには、呉先生に加えて、九大に留学していたフィリッピンのPinedaさん(Angeles University助教授)にも招待講演者として来てもらった。 台北のSuさんもお子さんを連れてきていた。教授になってこれまでに11人の留学生を受け入れた(写真21)。これはたぶん九大でも一番多いほうであろう。 たいがい来日すると4年前後いるので、一度にたくさんは受け入れられない。コミュニケーションや科学的なバックグラウンドに問題があることも多く、受け入れる現場の教室スタッフは大変と思う。 でも長い目でみて受け入れた方がよい。みな、それぞれの国・地域に帰って、神経学のリーダーとなる人たちである。

写真21

写真21:九大神経内科へのこの10年間の留学生(黒はこれまでの受け入れ、青は来年度新規受け入れ予定)

  ところで、マレーシアのトイレでは便器のすぐ横にシャワーがついてあったけれど、あれは何に使うのだろう。あのシャワーを手に持って、おしりでも洗うのかしらん。 日本ではウォッシュレットがめざましく普及し、60%くらいのトイレにはついているというが、外国のホテルでは五つ星のホテルでも一度もみたことがない。 サンフランシスコのホテル日航にもついていなかった。僕は日本で発明されたものかと思っていたが、もともとはアメリカ人が発明し、痔の患者さん用にアメリカン・ビデ社が開発した医療用便座であったと週刊文春のコラムに書いてあった。 でも日本以外では普及していない。マッサージ機能とかパワー脱臭機能とか、わけのわからんのはどうでもいいけど、温水洗浄機能はあった方がいいと思う。海外出張も長くなると日本のハイテク便座が恋しくなる。