九州大学医学部

ポートフォリオとは?

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一般的には、個人の活動記録をファイルしたものをポートフォリオ(portfolio)と呼ぶ。学びの過程で用いるポートフォリオは、「自分が自発的に学びの伸びや変容を多面的多角的、かつ長期的に評価し、新たな学びに生かすために学習物を集めたもの*1」である。

このポートフォリオを用いた評価は、"「結果」から「マイナス」を探すものではなく、「プロセス」から「プラス」を見いだすもの*2"と言われている。

これまでの大学院における学生の評価方法は、科目の履修単位および「研究活動の成果として作成された論文と周辺知識」について口頭試問により確認するものであった。しかし、研究活動には、研究成果を論文として発表するだけではなく、新しい知識や研究方法を獲得したり、学会で発表したり、他の研究者と共同で研究したり、申請書を作成したり、セミナーを運営したり・・・などなど実にさまざまな側面がある。

研究者になることを目指して博士課程に進学してきたあなたは、これから日々研究生活を共にする先輩や指導教員とともに、これらの研究活動の折々に触れ、手伝い、習い、そして後輩に教えることで、研究者としてさまざまな能力を獲得し、成長して行く(参照:分野共通到達項目分野別到達項目)。

この学びの過程をファイルしたポートフォリオは、試験成績よりも、あなたの学びを最もよく反映する指標となる*3
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*1 http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~andou/portfolio/def.htm「ポートフォリオ講座:ポートフォリオってなあに?」安藤輝次(奈良教育大学カリキュラム開発実践センター)
*2 鈴木敏恵「ポートフォリオ評価とコーチング手法」P.8、医学書院、2006年.
*3 原典:Miller GE. The assessment of clinical skills/competence/performance. Acad Med. 65(9 Suppl):S63-7.1990.(引用:上記2、P.22.)

       
Last-modified: Tue, 10 Apr 2007 07:31:14 JST (2662d)
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