九州大学病院 精神科 神経科 後期研修

九州大学大学院医学研究院 精神病態医学
九州大学病院 精神科神経科

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更新日 2017-11-30 | 作成日 2008-03-25

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精神科臨床研修プログラム(後期研修)
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九州大学精神科後期研修の概要

 九大精神科における後期研修プログラムでは、精神科診療・診断学、薬物療法学、各種精神療法(行動療法・力動精神療法)、生物学的精神医学、精神病理学、児童精神医学、老年精神医学、てんかん、リエゾン精神医学、社会精神医学、司法精神医学など、精神医学の幅広くかつ高度の専門性を習得することを目標としている。教室には、これらの専門性を有する指導教員・研究室が揃っている。また各種専門性を有する教育関連施設と緊密な連携体制を有しており、後期研修医(レジデント)は、教室ならびに教育関連施設において、高度の専門性を習得することができる。

(1)研修期間と目標

 原則として5年間で精神科後期研修を終了する。研修1〜3年目には、十分な一般精神医学(general psychiatry)の知識と経験を身につけ、4〜5年目には、児童精神医学、老年精神医学、生物学的精神医学、精神薬理学、認知行動療法、てんかん学などのサブスペシャリティーを習得する。5年間の精神科後期研修で、下記(4)に列記した、精神保健指定医や日本精神神経学会専門医をはじめとする各種資格の取得を目標とする。

(2)大学院

 大学院大学である九大精神科では、精神医学者を養成するために、大学院進学を奨励している。大学院は最低一年間の研修後に進学することができる。臨床大学院へ進む者は、一定時間臨床に従事することができ、この時間は、精神保健指定医及び日本精神神経学会専門医申請に必要とされる臨床従事期間として算定される。
研究内容・研究活動について

(3)各学年の目標と研修施設

1) 医師3年目(後期研修1年目)
 高度精神科医療施設でレジデントとして勤務し、主として重度の急性期入院患者の診断と治療を習得する。
 【研修施設】
  九大病院、太宰府精神医療センター、肥前精神医療センター、小倉医療センター、九州医療センター、別府医療センターなど

2) 医師4年目(後期研修2年目)
 総合病院精神科でレジデントとして勤務し、主として外来精神医学、リエゾン精神医学を修得する。
 【研修施設】
  九大病院、九州医療センター、小倉医療センター、別府医療センター、JCHO九州病院、佐賀好生館など

3) 医師5年目(後期研修3年目)
 高度精神科医療施設、総合病院精神科、単科精神科病院に勤務し、一般精神医学を更に修得する。
 【研修施設】
  九大病院、私的病院など

4) 医師6‐7年目(後期研修4‐5年目)
 サブスペシャリティーを習得する。
 【研修施設】
  九大病院、認知症専門施設、その他の専門性を有する精神科病院

 上記は5年間の後期研修のモデルケースであり、研修生数など諸般の事情により変更する事がある。

(4)当科で取得可能な資格

<厚生労働省>精神保健指定医申請資格 

<日本精神神経学会>専門医申請資格↓
九大精神科の専門医研修について

 − その他下記の学会認定の専門医申請資格が取得可能である −
 日本児童青年精神医学会
 日本老年精神医学会
 日本総合病院精神医学会
 日本精神分析学会
 日本行動療法学会
 日本てんかん学会
 日本森田療法学会
 日本睡眠学会
 日本臨床精神薬理学会
 日本臨床神経生理学会  等

後期研修指導医
 ・責任者:神庭重信教授 
 ・実務者:鬼塚俊明准教授、中尾智博講師(医局長)

募集期間
   ・臨床コース:平成29年4月1日〜平成30年1月 


研修コースのご紹介

精神科専門医養成コース

コースの全体像

初期研究を終えた医師で精神科を希望する者は、精神科後期研修へ入る。後期研修では、大きく3種類の医療現場を経験する。一つは、大学病院精神科、2つめは単科精神科病院、3つめは総合病院精神科である。大学病院では、福岡大学でのリハビリテーション3~6ヶ月の選択が可能である。また、佐賀大学でのコンサルテーションリエゾン精神医学を3~6ヶ月選択することが可能である。
単科精神科病院では、もっぱら精神科リハビリテーションの研修を受けることができる。施設によっては、急性期精神科救急医療を体験できる。総合病院精神科では、急性精神疾患の診断治療を体験できる。また、精神疾患患者の身体合併症の治療をしている病院もあり、それを経験できる。
後期研修医は、原則として、これら3種類の精神科医療現場を移動して、全般的にもれなく精神科医療一般を習得し、同時に専門医、あるいは精神保健指定医の受験資格を満たす。

コースの実績

すべての施設は、日本精神神経学会のきめる指導施設であり、また、日本精神神経学会のきめる研修指導医がいて、適切な指導体制を作っている。このため、後期研修医は、最短3年間で専門医の受験資格を満たすことができている。

コースの指導状況

すべての施設に、日本精神神経学会のきめる研修指導医がいて、適切な指導体制を作っている。コースを選択した医師に対し、質の高い教育専門医受験に必要な知識の習得、技術の指導、症例の経験を実施する環境にある。

専門医の取得等

学会等名:日本精神神経学会、日本老年精神医学会専門医、日本総合病院精神医学会専門医、日本精神分析学会専門医、日本行動療法学会専門医、日本てんかん学会専門医、日本森田療法学会専門医、日本睡眠学会専門医、日本臨床精神薬理学会専門医
資格名 :専門医
資格要件:卒後5年、精神科臨床3年、一定のカリキュラムに沿う研修を受け、資格試験に合格することが求められている。
学会の連携等の概要:学会の指定施設であり、学会指定の指導医がいる。


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児童精神医学認定医取得コース

コースの概要

(1) 本コースで取得できる、日本児童青年精神医学会認定医は、児童青年精神医学に関して広汎な専門知識と豊かな臨床経験を備えている臨床医であると、当該学会が認定するものである。本コースでは、専門知識の習得と臨床経験をバランスよく習得できるよう、レクチャー・カンファレンス・臨床業務をバランスよく配置している。
(2) 下記の資格要件を満たすまでに2年間の精神科後期研修ののち3年間の児童精神医学研修を行う。またコース希望者は入局と同時に児童青年精神医学会に入会する。

1年目; 九大病院精神科、児童思春期ユニットに入院する患者の入院治療、子どものこころの診療部での新患診察による初期診断評価と治療プラン作成等の臨床トレーニング。ロンドン大学ディプローマ・コースに準拠した児童精神医学の包括的なレクチャー
2年目;診療部外来患者の担当医として治療に従事。ケース・レポートと臨床カンファレンスでのプレゼンテーション。院内小児医療センター・総合周産母子センターとのリエゾン業務。子どものこころの診療部の臨床研究への参加。
3年目;下記の児童精神科関連機関での診療従事・多職種連携による臨床経験。

コースの実績

すべての施設は児童精神科診療部門がある、あるいは児童精神医学の重要な関連機関であり、児童青年精神医学会認定医がおり、適切な指導を実施できる。これらの治療施設・機関で臨床経験を積むことにより、後期研修医の後の3年間で必要な症例や経験など認定医の受験資格を満たすことになる。

コースの指導状況

上記のすべての施設が当院の子どものこころの診療部と連携があり、そこで児童精神科医療に携わるスタッフは当院での研修後、日本児童青年精神医学認定医となっている。このため児童精神科医療における適切な指導体制が用意されている。
コースを選択した医師に対し、質の高い認定医受験に必要な知識の習得、技術の指導、幅広い症例の経験を実施する環境にある。

専門医の取得等

学会等名:日本児童青年精神医学会
資格名 :認定医
資格要件 (1) 現在児童青年精神医学の臨床に従事しており、かつ、一般精神科2年以上、および児童青年精神科3年以上を含む5年以上の臨床経験を有するもの
     (2) 継続して5年以上日本児童青年精神医学会の会員であること。
     (3) 所定の認定申請手続きを行い、審査委員会の認定試験および審査に合格すること
学会の連携等の概要:当院の指導医はいずれも児童青年精神医学会の評議員である。

コースの概要↓

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平成30年度後期研修医募集について

第二次後期研修医の募集を受け付けております。
履歴書1通(自由書式/写真貼付)を精神科医局長室(下記宛)まで送付下さい。
※12/15(金)必着

また、九大精神科教室では入局希望者を対象に、1日見学(病棟・外来・デイケア・各研究室)を受入れています。見学は基本的に木曜日です。ご希望の方は下記連絡先までお問い合わせ下さい。
<連絡先>
・宛先:〒812-8582
    福岡市東区馬出3-1-1
    九州大学病院精神科神経科 医局長室
・担当者:中尾智博(医局長)
・E-mail:LinkIcon