被験者募集
以下の研究に協力して下さる被検者を募集しております。
この研究は、九州大学医学部倫理委員会による厳正な審査を経て、承認を受けております。
▷ 自閉スペクトラム症の中核症状を改善するお薬の開発にご協力のお願い
研究名
■ 精神疾患におけるMRIによる画像解析(MRI研究)
■ 精神疾患における脳波・脳磁図による臨床研究(脳波・脳磁図研究)
■ 感情制御の生理的メカニズム解明に向けた脳波・脳磁図を用いた探索的研究(感情制御の研究)
■ 精神病性障害の遺伝子解析研究(遺伝子研究)
目的
健常者の方の検査データは、こころの病気の原因の解明に大きく役立ちます。
倫理的配慮
本研究は、身体への影響がない無害な検査です。検査結果などの個人情報は当科にて厳重に保管されます。検査前には、その内容を書面にてよく説明し、必ず同意を得た上で検査は行います。同意後の中断も自由にできます。検査時に、万が一疲労を感じたり体調が悪くなったりした場合は、参加の中止・医師の診察なども含め最適な対処を行います。
対象者
18歳以上65歳以下の男性・女性で、心身ともに健康な方。
なお、以下に該当する方は、今回の募集の対象とはなりませんので、ご了承下さい。
①ご本人または一親等家族(親、子)が精神科疾患を患っておられる場合
②重度の頭部外傷の既往がある場合
③向精神薬(抗精神病薬や気分安定薬など)の使用歴がある場合
④矯正不能な視力や聴覚の問題がある場合
⑤その他、リクルート時に研究参加が困難と判断した場合
実施場所
九州大学病院
応募方法
ご協力のご意思がある場合は、下記アドレスにご連絡ください(「被験者募集」とのタイトルとともに、氏名・性別・年齢を記載して下さい)。なお、定員に達した場合などに、ご協力のお申し出をお断りすることがありますので予めご了承ください。
Please Email to: nouseiri.ku@gmail.com
謝礼
検査にご協力いただける場合、倫理委員会および研究費の規定に基づき謝礼をお支払い致します。
研究名
社会的ひきこもりの家族を対象としたひきこもり教育支援プログラムの開発―Single arm designによるパイロット試験―
目的
ご家族がひきこもり状況にある人(お子さんなど)に対して、早期にかつ適切に対応するための知識やスキルを具体的に身に着けることができる教育支援プログラムの開発を目的にしています。
方法
研究に同意いただいた方に、全5回で構成されるプログラムを受講していただきます。プログラムは、ひきこもりに対応するためのスキルを、練習を交えながら学ぶものです。プログラムの前後にアンケートを実施し、プログラムの有効性を確かめます。
対象
同居するご家族が6ヶ月以上ひきこもり状況にあり、その方と実際に関わっている方(主として親)。
全5回のプログラムのすべてに参加できる方を優先しております。
実施場所
九州大学病院
応募方法
ご参加をご希望の方は、下記のメールアドレスにご連絡ください。メールの件名に「家族向けひきこもりプログラム」と記載のうえ、氏名、性別、年齢、ご都合のよい電話番号を記載してください。折り返し、お電話にてご連絡します。
なお、定員に達した場合などに、ご協力のお申し出をお断りすることがありますので、あらかじめご了承ください。その際には、今後計画されるプログラムについてご案内します。
九州大学病院ひきこもり研究外来 事務局
メールアドレス: hiki@npsych.med.kyushu-u.ac.jp
倫理的配慮
この研究で得られた、あなたご自身やご家族のプライバシーに関する情報は全て厳守し、データは厳重に管理します。研究参加にあたって、研究内容を書面で説明し、同意を得ます。研究に関するお問い合わせには誠実に応じます。
基盤研究A -採択-
平成28年度基盤研究A - 課題名『統合失調症の神経活動異常:相互メカニズムの解明に向けて』- が採択されました。
新学術領域研究事業
(研究領域提案型)
「グリアアセンブリによる脳機能発現の制御と病態」と題する新学術領域研究事業(H25年度~29年度:科学研究費補助金)に、領域班の一つとして参画しています。
脳科学研究戦略推進プログラム
-融合脳-
脳科学研究戦略推進プログラム 『臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服(融合脳)』の 発達障害・統合失調症等の克服に関する研究領域(H28年度~32年度: AMED)に参画しています。