九州大学大学院医学研究院分子生命科学系部門性差生物学講座

メンバー紹介

諸橋憲一郎（もろはしけんいちろう）教授

略歴
九州大学大学院理学研究科博士課程修了（理学博士）。九州大学理学部（助手）及び九州大学大学院医学系研究科（助手）を経て、1996年（平成8年）11月より基礎生物学研究所（教授）。2007年（平成19年）4月より九州大学大学院医学研究院（教授）。

プロフィール
九州は筑後平野ののどかな田園地帯（柳川市）に生まれる。大学では弓道部に所属し、体育会系の世界にどっぷりと浸った。卒業研究で大村恒雄教授に師事し、大学院へ進む。博士課程の２年間は、当時癌研究所におられた藤井義明教授のもとで、分子生物学の手ほどきを受けた。この２年間の経験は、後の研究者人生に大きな影響を与えることとなる。学位取得後、大村研究室の助手として自由な環境を与えて頂いた。その後、基礎生物学研究所へ移動しはじめて研究室を持つ。この間、ステロイドホルモンの産生に関与するP450遺伝子のクローニングと構造解析に始まり、遺伝子発現調節機構の解析を行う過程で、転写因子Ad4BPを同定。この因子との出会いが、その後の研究の方向を決めた。現在、この因子の機能をもとに生殖腺や副腎の発生メカニズムから、性分化のメカニズム、ならびに核内受容体レギュロンによる代謝調節メカニズムを解き明かしたいと考えている。

九州大学大学院医学研究院分子生命科学系部門性差生物学講座（分子生物学）
〒812-8582　福岡県福岡市東区馬出3丁目1-1
TEL: 092-642-6181 / FAX: 092-642-6181
Copyright(C) Department of Molecular Biology, Graduate School of Medical Sciences, Kyushu University. All Rights Reserved.