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過活動膀胱
過活動膀胱とは何ですか

過活動膀胱とは、尿意切迫感を特徴とする疾患で、多くの患者さんが頻尿を伴い、一部の患者さんは切迫性尿失禁を伴います。


どのような症状ですか


膀胱が正常な状態であれば、尿意を感じ始めて10〜15分ぐらいは通常我慢できるものです。
しかし過活動膀胱の状態では尿意切迫感(強い尿意が急に出現する状態)のために我慢が難しい。
例えば、大事な用件で人とお話をしている時に
もうしばらくしたらお話が終わりそうなのに尿意が出現したらすぐにトイレに行かなければ我慢できないという風な症状です。
また一回当たりの排尿量が少なくなるため、通常は頻尿(度々おしっこにいく症状)を伴います。
また一部の患者さんでは尿意を感じてからトイレに行くまでの間に尿を漏らしてしまうということも起こります(切迫性尿失禁)。



最近の報告では40歳以上の日本人男女の10%以上がこのような過活動膀胱を患っていることが明らかにされていますが、病院を受診する人はごくわずかです。しかし過活動膀胱をお持ちの方は必ずなにかしらの生活の制限を感じています。

例えば、

・ 外出時には常におしっこのことで不安になる

・ 遠出、団体行動を避けるようになる

・ 夜中にトイレで目がさめ睡眠不足になる

といったことで日常生活に支障をきたすのです。


治療はどうしますか


このような過活動膀胱ですが、最近では病気としての認識も深まり、また非常に有効性の高い治療薬も開発されてきたため、我慢する病気から治せる病気に変わってきています。
頻尿や尿もれなどの症状に思い当たったら、ひとりで悩まず解決策を探ってみませんか。


 

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