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臨床研究について 6

小径腎癌に対するda Vinci (ダビンチ)Sを用いた

ロボット支援下腹腔鏡下腎部分切除術

当院では前立腺癌の根治療法として手術支援ロボット「da Vinci S」による根治的前立腺摘除術を行っていますが、ダビンチは前立腺癌の治療だけではなく、腎癌の部分切除術でもその有効性が報告されています。今回、従来の腹腔鏡下腎部分切除術における多くの課題を解決するために、da Vinci Sを用いたロボット支援下腹腔鏡下腎部分切除術を施行することといたしました。

【はじめに】

腎癌に対する腎部分切除術は、単腎や腎機能低下症例(imperative case)を中心に、腎摘除術による血液透析療法への移行を回避する目的で適応とされています。しかし、小径腎癌では腎摘除術と同等の腎部分切除術の長期成績が報告されたことで、対側腎機能に問題の無い選択的症例に対しても積極的に施行され、現在は小径腎癌に対する標準術式となっています。

腹腔鏡下腎部分切除術では、腎摘除術と異なり、摘除物を取り出すための創の延長を必要としないため、術後のQOLは非常に高いといわれていますが、腹腔鏡下手術では腎阻血という時間制限を要する操作は術式導入への大きな壁となっています。

da Vinci Sは、鉗子やメスなど手術器具を取り付けるロボットアームと操作ボックス(コンソールボックス)という2つの機械からなる手術支援ロボットで、@3次元画像のもとで操作を行う、A拡大視野で操作を行う、Bロボットアームの関節が術者の関節の動きを完全に反映できる、という3つの理由から、極めて正確で安全な手術操作が可能です。da Vinci Sを用いた手術支援はすでに保険収載されている根治的前立腺摘除術だけはなく、腎癌の部分切除術でもその有効性が報告されています。

【対象】

九州大学病院 泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科で腎癌と診断された方に対して、平成26年3月31日まで試験を予定しています。対象者は10名です。

※本研究の対象者の募集は終了いたしました。

【研究内容】

小径腎癌に対し、より低侵襲かつ根治性の高い手術手技を確立するために、da Vinci Sを用いたロボット支援下腹腔鏡下腎部分切除術を導入し、その安全性と有用性を確認します。

【研究期間】

研究を行う期間は承認日より平成26年3月31日

【個人情報の管理について 】

この手術で得られた情報は、あなたを特定できる情報(氏名、住所、電話番号等)は記載せず取りまとめられます。そして、この手術の成績をまとめて学会発表や学術論文として公表されることもありますが、いずれの場合もあなたの名前等の個人的な情報は一切公表されませんのでプライバシーは守られます。

【医学上の貢献】

da Vinci Sを用いたロボット支援下腹腔鏡下腎部分切除術を導入することにより、縫合時間の短縮に伴う腎阻血時間の短縮に加えて、出血コントロールや開放した腎杯の的確な閉鎖、根治性の向上といった、従来の腹腔鏡下腎部分切除術における多くの課題を解決することが期待できます。

【研究機関】

研究責任者: 九州大学大学院医学研究院泌尿器科学分野

教授 内藤誠二

研究分担者: 九州大学病院 泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科 

講師 立神勝則                                                 

助教 猪口淳一

【問い合わせ】

連絡先:〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1

九州大学病院 泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科 
講師 立神勝則
E-mail:ktatsu@uro.med.kyushu-u.ac.jp

電話:092-642-5603  泌尿器科学医局まで

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