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セミナー 学会・シンポジウム 市民公開講座

2019年12月 開催予定全一覧へ戻る

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例)研究発表 生命科学科

学会・シンポミニシンポジウム「Frontiers in Neuronal Development and Physiology」

  • [開催日時]2019年12月2日(月)14:30-
  • [開催場所]コラボステーションⅠ 2F視聴覚ホール
  • [対象]
備考・問合せ先
 神経発生および神経生理学分野の第一線でご活躍の先生方をお招きし、九州大学・病院キャンパスにてミニシンポジウム「Frontiers in Neuronal Development and Physiology」を開催いたします。どなたでも参加可能です。ふるってご参加ください。発表は全て英語ですが、質疑は日本語でも可能です。

日時: 2019年12月2日(月)14:30~18:30
場所: 病院キャンパス コラボステーションⅠ 2F視聴覚ホール

Program
14:30 Kenta Hagihara (FMI, Switzerland)
Antagonistic amygdala inhibition orchestrates valence processing
15:00 Keiko Nonomura (NIBB)
PIEZO2-mediated mechanodetection controls breathing patterns
- break -
15:55 Yusuke Hirabayashi (Univ Tokyo)
Roles of ER-mitochondria contacts in neurons
16:35 Ikuo Suzuki (Univ Tokyo)
Evolving brains with new genes: Molecular dissection of human-specific NOTCH2NL genes in cortical neurogenesis
- break -
17:30 Ryohei Yasuda (Max Planck Florida Inst Neurosci)
Special Lecture: Intracellular signaling dynamics in synaptic, circuit and behavioral plasticity

参考文献:
Kenta Hagihara: Nat Neurosci 18, 1780- (2015)
Keiko Nonomura: Dev Cell 27, 621- (2013); Nature 541, 176- (2017); PNAS 115, 12817- (2018)
Yusuke Hirabayashi: Neuron 63, 600- (2009); Science 258, 623- (2017)
Ikuo Suzuki: Dev Cell 22, 863- (2012); Cell 173, 1370- (2018)
Ryohei Yasuda: Nature 458 (7236), 299 (2009); Nature 472, 100- (2011); Science 342, 1107- (2013); Cell 165, 1803- (2016); Nature 538, 99- (2016); Nature 538,
104- (2016)

この度、分子生物学会のため来福の先生方にミニシンポジウムでご講演いただけることになりました。多くの皆様のご来場をお待ちしております。

世話人: 医学研究院・疾患情報研究分野 今井 猛

セミナー第25回応用幹細胞医科学部門セミナー【Friedrich Miescher Institute Antoine Peters先生】

  • [開催日時]2019年12月2日(月)17:00-18:00
  • [開催場所]総合研究棟1階105号室
  • [対象]どなたでも参加可能です
備考・問合せ先
スイスのFriedrich Miescher InstituteのAntoine Petersをお迎えして、下記の日程でセミナーを開催いたします。

Peters博士はエピジェネティクスを基盤として、生殖細胞系列の発生過程を独自の視点から解析している世界でも有数の研究者です。特に近年では、エピジェネティクな遺伝現象(epigenetic inheritance)のメカニズムに関する知見を積み重ねており、この分野の最新の話題を提供してくれるものと思われます。今回分子生物学会での招待講演に合わせて、九大でセミナーをして頂くこととなりました。皆様のご参加をお待ちしております。

【第25回応用幹細胞医科学部門セミナー/新学術領域研究「配偶子インテグリティ」共催】
日時:2019年12月2日(月)17:00-18:00
場所:総合研究棟1階105号室
対象:どなたでも参加可能です
演者:Antoine H.F.M. Peters(Friedrich Miescher Institute for Biomedical Research (FMI), Switzerland) 

Talk title: Chromatin based control of germ cell and early embryonic development in mice

Abstract: In mammals, fusion of two highly differentiated gametes gives rise to a totipotent zygote capable of developing into a whole organism. The switch in cell fate coincides with translation and degradation of maternally provided transcripts, initiation of global transcription and “epigenetic reprogramming” of germline chromatin states into an embryonic state. Changes in chromatin are dynamic and occur in part in a parent-of-origin specific manner. I will discuss our ongoing efforts to unravel the role of Polycomb group proteins in epigenetic inheritance between generations, and in modulating chromatin states, nuclear organization and transcription in oocytes and early embryos.

問い合わせ先:
林克彦 
九州大学医学研究院応用幹細胞医科学部門ヒトゲノム幹細胞医学分野

セミナー「DNA二重鎖切断修復 〜複製の前後とその途中〜」【デンマーク・コペンハーゲン大学 中村先生】

  • [開催日時]2019年12月2日(月)17:00-18:00
  • [開催場所]コラボステーション I 共同セミナー室 A
  • [対象]
備考・問合せ先
 *************** 学術講演のご案内 ***************

来たる令和元年12月2日(月)、デンマーク・コペンハーゲン大学でご活躍の中村恭介先生をお招きして、学術講演を開催いたします。

中村先生は今年に入って、DNA二重鎖切断修復経路選択における非メチル化ヒストンの関わりについて、非常に興味深い論文を発表されました。
本講演では、その内容に加え、現在デンマークで進行中の未発表の研究内容についてもご発表いただけるということで、DNA複製フォーク近傍でのゲノム安定性保持機構について興味深いお話が伺えると思います。

皆様の多数のご参加をお待ちしております。

演者: 中村 恭介 先生
所属: BRIC-Biotech Research & Innovation Centre, University of Copenhagen. Assistant Professor

タイトル:「DNA二重鎖切断修復 〜複製の前後とその途中〜」

日時: 令和元年12月2日(月) 17:00 - 18:00
場所: コラボステーション I 共同セミナー室 A


講演要旨:

BRCA1-BARD1の非メチル化ヒストンH4K20への結合による相同組換え修復の誘導
DNA二重鎖切断(DSB)は重篤なDNA損傷であり、その修復は遺伝的安定性の維持と癌化の抑制に重要である。DSBは相同組換え(HR)と非相同末端結合修復(NHEJ)の二つの経路で修復可能であるが、その修復経路選択のメカニズムは未解明である。非メチル化ヒストンH4K20(H4K20me0)はDNA複製依存的にクロマチンに取り込まれ、その非メチル化がクロマチンに存在している期間はHRが活性化される細胞周期と一致している。我々はBRCA1-BARD1とH4K20me0の結合がHRを誘導することを解明した1。この発見により細胞周期特異的なCDKの活性化や、タンパク質の発現の違いだけでは説明できなかったS期中のHRの鋳型(姉妹染色分体)の有無(複製の前後)によるDSB修復選択機構が明らかとなった。またH4K20me0は他のHR因子と結合することも知られており2、これらH4K20me0結合因子のゲノム安定性維持への寄与や、がん治療への応用の可能性について議論したい。

DNA複製ストレスのプロテオーム解析

細胞分裂におけるDNA配列・ヒストン修飾の継承は生体の恒常性の維持に必要不可欠であり、その不安定性はがん化の主要因である。細胞増殖が活発ながん細胞を標的にするという観点からDNA複製をターゲットとした薬剤が抗がん剤として利用され多くが臨床試験中であるが、その作用機序、網羅的なタンパク質の挙動は未だ不明な点が多い。我々はNCC3により損傷複製フォーク近辺のクロマチンを空間的、経時的に単離し、さらにSILAC-MSと組み合わせることで量的・網羅的にタンパク質の構成を解析した。その結果、複製フォークにおける修復因子の構成が損傷の種類(フォークの停止・崩壊)により異なることを明らかにし、ATMのkinase活性がこの調節に重要な役割があることを解明した。このプロテオーム解析の結果は今後のDNA複製、損傷応答、がんの研究分野を含む生物の遺伝的安定性の理解に非常に有用である。損傷の種類の違いにおけるDNA修復関連遺伝子の分類を示すとともに、その過程で得られた新規HR関連遺伝子について紹介したい。

参考文献

1. H4K20me0 recognition by BRCA1-BARD1 directs homologous recombination to sister chromatids.

Nakamura K, Saredi G, Becker JR, Foster BM, Nguyen NV, Beyer TE, Cesa LC, Faull PA, Lukauskas S, Frimurer T, Chapman JR, Bartke T, Groth A.

Nature Cell Biology 21, 311–318 (2019).

2. H4K20me0 marks post-replicative chromatin and recruits the TONSL–MMS22L DNA repair complex.

Saredi G, Huang H, Hammond CM, Alabert C, Bekker-Jensen S, Forne I, Reverón-Gómez N, Foster BM, Mlejnkova L, Bartke T, Cejka P, Mailand N, Imhof A, Patel DJ, Groth A.

Nature 534: 714-18. (2016)

3. Nascent chromatin capture proteomics determines chromatin dynamics during DNA replication and identifies unknown fork components.

Alabert, C., Bukowski-Wills, J.-C., Lee, S.-B., Kustatscher, G., Nakamura, K., de Lima Alves, F., Menard, P., Mejlvang, J., Rappsilber, J.,Groth, A.

Nature Cell Biology 16, 281–293 (2014).

薬学研究院 抗がん剤育薬共同研究部門
北尾洋之 教授(092-642-6499)

セミナー「出血熱の重要な原因であるラッサウイルスに関するセミナー」【⼤阪⼤学 岩崎先生】

  • [開催日時]2019年12月2日(月)17:00-18:00
  • [開催場所]総合研究棟1階104室
  • [対象]
備考・問合せ先
 「出血熱の重要な原因であるラッサウイルスに関するセミナーのご案内」

九州大学医学部在学中にMD-PhDコースで博士号を取得し、平成24年に医学部卒業後、国内外で基礎医学研究を続けている岩崎正治博士のセミナーを開催します。

皆様のご出席を歓迎いたします。

演者:岩崎 正治 博士(⼤阪⼤学微⽣物病研究所特任准教授)

演題:ラッサウイルスの基礎研究とワクチン・抗ウイルス薬開発への応用

日時:12月2日(月)17:00~18:00

場所:病院地区総合研究棟1階 104室

概要:アレナウイルスには致死率の高いウイルス性出血熱を引き起こすものが複数含まれる。中でも、ラッサ熱の原因となるラッサウイルスは特に重要で、西アフリカにおいて毎年10万~30万人に感染し、死者はおよそ5千人にのぼる。確立された予防法・治療法のないラッサ熱はBlueprint priority diseases(WHO)に指定されており、その対策は世界的な課題である。我々は、ラッサウイルスと近縁でBSL-2施設で取扱い可能なリンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス(LCMV)を利用した研究で、ウイルスゲノムの非翻訳領域の配列がウイルスタンパク質発現量を調節することを発見した。さらに、その非翻訳領域を改変することで、ウイルスタンパク質のアミノ酸配列に影響を与えずにウイルスを弱毒化する方法を開発した。現在はこの方法を応用した次世代ラッサウイルス弱毒生ワクチンの開発に取り組んでいる。加えて本セミナーではLCMVの遺伝子組換え技術を応用した、ウイルス増殖に寄与する宿主因子の同定と、その宿主因子を標的とした新規抗ウイルス薬開発についても紹介する。

連絡先:柳 雄介 医学研究院ウイルス学 内線6135

セミナー公開セミナー【チューリッヒ大学脳研究所 Sebastian Jessberger教授】

  • [開催日時]2019年12月4日(水)17:00-18:00
  • [開催場所]総合研究棟1階105号室
  • [対象]
備考・問合せ先
 このたび神経解剖学分野では、チューリッヒ大学脳研究所Sebastian Jessberger教授をお呼びし、下記の通り公開セミナーを開催する運びになりました。
成体海馬神経新生の制御機序と行動や疾患との関連について、分かりやすく語っていただく予定です。
脳に興味をお持ちの多くの皆様のご参加をお待ちしております。

神経解剖学分野 神野尚三



日時: 12月4日 (水) 17:00 – 18:00
会場: 総合研究棟1階105号室

講師: Prof. Dr. Sebastian Jessberger (University of Zurich)
演題: Molecular and Cellular Mechanisms Regulating Neural Stem Cell Activity

要旨:
Neural stem cells generate new neurons in distinct regions of the mammalian brain throughout life. This process, called adult neurogenesis, is critically involved in certain forms of learning and memory. In addition, failing or altered neurogenesis has been associated with a number of diseases such as major depression, neurodegeneration and cognitive aging. We aim to characterize the cellular and molecular mechanisms regulating neural stem cell activity in the developing and adult brain. We present new approaches to study the cellular principles underlying neurogenesis and present novel molecular mechanisms governing the neurogenic process in the adult brain. Thus, the data presented provide novel insights into the principles of neurogenesis and identify novel mechanisms regulating the behavior of rodent and human neural stem cells.

参考文献:
Pilz GA, Bottes S, Betizeau M, Jörg DJ, Carta S, Simons BD, Helmchen F, Jessberger S (2018) Live imaging of neurogenesis in the adult hippocampus. Science 9;359 Moore DL, Pilz GA, Araúzo-Bravo MJ, Barral Y, Jessberger S (2015) A mechanism for the segregation of age in mammalian neural stem cells.
Science 18;349
Knobloch M, Braun SMG, Zurkirchen L, von Schoultz C, Zamboni N, Kovacs WJ, Araùzo-Bravo MJ, Karalay O, Suter U, Machado R, Roccio M, Lutolf MP, Semenkovich CF, Jessberger S (2013) Metabolic control of adult neural stem cell activity by Fasn-dependent lipogenesis. Nature
493;226

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