九州大学大学院医学研究院 精神病態医学
九州大学病院 精神科神経科
 

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Department of Neuropsychiatry
Graduate School of Medical Sciences
Kyushu University

Since 1906, For Better Mental Health.
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九大精神科における段階的な研修システム

1st STEP 

初期研修について

2nd STEP 

後期研修について

3rd STEP and More 

専門医制度&指定医

幅広い研修内容(カンファレンス・研究会・セミナー等)

チームカンファレンス

チームカンファレンス

毎週月曜 16:30〜

医員と研修医は、3グループ(A: 本村グループ、B: 平野グループ、C: 村山グループ)に分かれ、全ての担当症例について、週に1回、研修指導医と協議します。まず最初に全体で集まり、新入院や対応が難しい症例を中心に話し合った後、各グループに分かれ、治療計画の策定から素朴な疑問、精神科ならではの対応方法、精神療法の進め方まで、全般的に話題にされる他、多数の専門カンファレンスとの連携も調整していきます。


モーニングカンファレンス

モーニングカンファレンス

毎週火曜 8:30〜

前半は、病棟のリスク・マネージメントの観点から、現在注意を要する症例をピック・アップして、現状確認と治療方針の修正を話し合います。後半は、日々の診療に関連する英文学術誌の抄読を、教官・医員・研修医が合同で行い、精神医学の古今の話題について議論し、最新の情報のUPDATEをします。

医局会・症例検討会

医局会・症例検討会

毎週木曜 16:30〜

前半は、新入院患者の紹介・検討を行い、後半は、特に判断が難しい症例を1例あげ、教室員全体で、診断と治療について検討します。教授の専門でもある臨床精神薬理学の話題が豊富なのはもちろんですが、それにとどまらず、各種専門カンファレンスの結果も踏まえながら、生物‐心理‐社会的次元全般にわたってしっかり協議されます。

行動療法カンファレンス

行動療法カンファレンス

毎週月曜 18:30〜

九大精神科の行動療法グループは、伝統・実績ともに、この分野では国内有数の研究室です。行動分析による症状の理解を中心にして、現場で伝承された智恵とアカデミックな知識を織り交ぜながら、実際のケースの診断や治療の進め方に関するディスカッションを行っています。強迫性障害に限らず、不安障害、統合失調症、発達障害などさまざまな疾患を対象としますので、ふるってご参加下さい。

ECTカンファレンス

ECTカンファレンス

不定期開催
 
ECTカンファレンスでは、具体的な個々の症例に応じて、適応の決定、有効性の評価などを含めた、修正型電気けいれん療法に関連した全般的な事項について、ディスカッションを行います。近年見直されつつある修正型電気けいれん療法の適正な使用を目的として、専門チームによるアプローチを行っています。

脳波判読カンファレンス

脳波判読カンファレンス

毎週月金曜日午後

教室内の脳生理研究室のスタッフを中心に、その週に施行された当科外来および入院症例の脳波判読を行っています。
 

脳の健康クリニックカンファ

脳の健康クリニックカンファレンス

毎週火曜/水曜 18:00〜

脳の健康クリニック(通称「もの忘れ外来」)は、九州大学病院で、神経内科・精神科が共同で行っている認知症の専門外来です。週に1回集まって専門外来を受診したケースを検討していますが、依頼があれば、器質性疾患が疑われる症例に関するコンサルトにも応じています。神経内科と共同で症例検討することで疾患の理解が深まり、精神科が果たすべき役割も理解できます。

リエゾン精神医学研究会

リエゾン精神医学研究会


月曜 14:00〜

九州大学病院精神科神経科の院内リエゾン相談部門は1979年11月に発足して以来、臨床サービスを中心にして活動を続けています。スタッフは、コンサルテーション・リエゾン担当の大橋(助教)と大学院生が担当しています。研究会では、おもに、研修医の先生、3-5年目の医員の先生を対象として、飯塚病院リエゾン精神科医長の光安と共に
(1)リエゾン精神医学の総論(講義) 
(2)せん妄について(講義) 
(3)症例ディスカッションという内容を週替わりで実施しています。症例のディスカッションを通して、各症例での診断での問題点、対応での注意すべき点、さらに臨床に共通する問題点や疑問点などを考えていきます。とくに研修医にとっては将来の診療においても初期対応が重要となる「せん妄」についての研修にも重点をおいています。