院内その他の活動
九州大学病院精神科神経科の院内リエゾン相談部門は1979年11月に発足して以来、臨床サービスを中心にして活動を続けています。スタッフは、コンサルテーション・リエゾン担当の大橋(助教)と大学院生が担当しています。研究会では、おもに、研修医の先生、3-5年目の医員の先生を対象として、飯塚病院リエゾン精神科医長の光安と共に
(1)リエゾン精神医学の総論(講義)
(2)せん妄について(講義)
(3)症例ディスカッションという内容を週替わりで実施しています。症例のディスカッションを通して、各症例での診断での問題点、対応での注意すべき点、さらに臨床に共通する問題点や疑問点などを考えていきます。とくに研修医にとっては将来の診療においても初期対応が重要となる「せん妄」についての研修にも重点をおいています。
基盤研究A -採択-
平成28年度基盤研究A - 課題名『統合失調症の神経活動異常:相互メカニズムの解明に向けて』- が採択されました。
新学術領域研究事業
(研究領域提案型)
「グリアアセンブリによる脳機能発現の制御と病態」と題する新学術領域研究事業(H25年度~29年度:科学研究費補助金)に、領域班の一つとして参画しています。
脳科学研究戦略推進プログラム
-融合脳-
脳科学研究戦略推進プログラム 『臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服(融合脳)』の 発達障害・統合失調症等の克服に関する研究領域(H28年度~32年度: AMED)に参画しています。