図2
ヒトアロ抗原活性化T細胞株へのSeV-EGFPによる高い遺伝子導入効率。
 アロ抗原による混合リンパ球培養によって得られたヒトT細胞株を抗CD3 抗体と 抗 CD28 抗体が固着されているウエルでSeV-EGFP(MOI=31)と48時間共培養した時のEGFP発現量をFACSで解析したものである(中央)。左が抗体を固着してないウエルで感染させたもので、右は抗体が固着しているウエルでT細胞株を培養し、SeVを感染させなかったものである。上段がCD4 T細胞、下段がCD8 T細胞。ヒトT細胞株に非常に効率良くEGFPが発現されていることが解る。なお、導入にはフィブロネクチンなどの遺伝子導入促進物質や遠心は一切使用していない。(文献5より引用)
 
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