九州大学皮膚科学教室 ムラージュコレクション

尋常性狼瘡

103.

現在の病名
じんじょうせいろうそう
尋常性
Lupus vulgaris
T251_7236

 尋常性狼瘡は皮膚結核の1亜型である。結核菌が病変部から検出できる。顔面や頸部などの露出部ろしゅつぶに好発する。本症例では、顔面に鱗屑りんせつ(フケのこと)痂皮(カサブタ)を伴った紅斑を認め、左鼻翼びよくがややひきつれている。整理番号65も同じ疾患である。

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