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2020.03.31

医学研究院神経内科学 吉良潤一教授 最終講義



吉良 潤一 教授
会場の様子
  去る令和2年2月13日、九州大学病院臨床大講堂にて、医学研究院神経内科学吉良潤一教授の最終講義が行われました。平成9年9月1日に教授に就任され、22年7ヶ月の在任期間中、日本の神経学を基礎、臨床両面で牽引して来られた足跡をご講演いただきました。
  
  最終講義の内容は「難病に挑む」というテーマで、疾患の病態解明・治療法解明のための基礎・臨床研究におけるブレークスルー(病理学的研究、遺伝学的研究、免疫学的研究等)、今いる難病患者に対する取り組み(神経難病ネットワークの立ち上げ、難病相談支援事業、未診断未指定難病支援センターの設立等)について、physician scientistとしてのご自身の取り組みとこれからの神経内科学分野の発展について詳細にご紹介いただきました。
  
  さらに、「チャレンジ」という大きな励ましを通じて、私達に今後の医学者の進むべき道筋を示していただきました。九州大学脳神経内科初代教授の黒岩義五郎先生がモットーとしておられた「Keep Pioneering」を座右の銘とし邁進してこられ、今日の脳神経病研究施設神経内科学分野を発展させてこられた吉良教授の歩みを、後進の我々も継続・発展させるべく努力してまいります。
  
 
  最後に、学生・病棟医・メディカルスタッフ・医局員より感謝の花束贈呈と記念写真の撮影を行いました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。今後とも九州大学大学院医学研究院脳神経病研究施設神経内科学分野をよろしくお願い申し上げます。
 
文責:山﨑 亮 (准教授)
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