平成30年2月15日（木）東京日本橋ライフサイエンスビルディングにおいて、「九州大学日本橋サテライト開所記念式典」が開催されました。日本橋サテライトはライフサイエンス分野のイノベーション創出に向けた産学官連携を促進・強化するため、首都圏の活動拠点として平成29年9月に設置されました。

   式典は15:00から開催され、磯谷桂介 文部科学省研究振興局長、岡野栄之 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン（LINK-J）理事長をはじめ、ライフサイエンス関連企業や関連団体から100名を超える方々が参加しました。

  式典冒頭、主催者挨拶があり、久保総長は「九州大学のライフサイエンス分野の産学官連携を更に加速させ、最先端の研究活動を国内外に広く発信していく拠点として、この日本橋サテライトを活用していきます。」と述べました。
  続いての来賓挨拶では、磯谷研究振興局長（文部科学省）、岡野理事長（LINK-J）からご挨拶を頂きました。磯谷研究振興局長からは、「日本橋サテライトの活用により、大学の基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効果的に橋渡しできる体制が構築され、より多くの革新的な医薬品・医療機器などの持続的創出につながることを願っています。」とご挨拶を頂き、岡野理事長からは、「LINK-Jとして、今後もより多くのイノベーションにつながる交流が生まれるような機会を提供しながら、ハード面とソフト面それぞれでの支援をさせていただきたいと思います。」とのご挨拶を頂きました。
  

主催者挨拶　 久保千春総長（九州大学）

来賓挨拶 磯谷研究振興局長（文部科学省）

来賓挨拶 岡野理事長（LINK-J）

  このあと、本学における産学官連携の取組について、若山正人 理事・副学長／学術研究・産学官連携本部長から紹介があり、その後、ライフサイエンス領域における医歯薬系各部局の産学官連携の取組の紹介を、医学研究院　二宮利治教授、薬学研究院　大戸茂弘研究院長、歯学研究院附属OBT研究センター　自見英治郎センター長及び九州大学病院ARO次世代医療センター　中西洋一センター長が行いました。

  

二宮利治教授

大戸茂弘研究院長

自見英治郎センター長

中西洋一センター長

   式典の後半では、「ライフサイエンス領域における最先端研究プロジェクト」として、医学研究院　林克彦教授、薬学研究院　津田誠教授、生体防御医学研究院　中山敬一教授より講演があり、参加者は興味深い話に聞き入っていました。

  式典終了後には情報交換会も催され、参加者と本学関係者で活発な情報交換が行われ、盛会のうちに終了しました。
    

林克彦教授

津田誠教授

中山敬一教授

   なお、本学教職員における日本橋サテライトの利用については、産学官連携本部のウェブサイトよりご確認ください。
  
  九州大学　学術研究・産学官連携本部ウェブサイト　日本橋サテライトのご案内

---