2018.04.27
メアリー・コリンズ博士によるセミナー(開催報告)
平成30年4月25日(水)の16:30より総合研究棟1階104セミナー室において、メアリー・コリンズ博士のセミナーが開催されました。セミナーには、医学系学府の学生をはじめ、およそ20名が参加しました。
コリンズ博士の発表は「Targeting the NFkB signaling pathway to tackle Kaposi’s sarcoma virus-associated cancers」という演題で行われ、コリンズ博士の最近の研究である、ウイルス癌遺伝子産物であるvFLIPが細胞ホモログのcFLIPとは異なる分子メカニズムでNFkBを活性化して発癌に関わっていることに関して、構造生物学の知見を交えながらお話ししていただきました。
発表の後には多くの参加者から質問が上がり、大変活発な議論が行われました。また、現在コリンズ博士は沖縄科学技術大学院大学(略称:OIST)に研究担当ディーンとして勤務されていることから、OISTにおける研究の様子などについても紹介をいただきました。
(参考記事)
・「ノーベル生理学・医学賞受賞者」ティム・ハント博士による特別講義(開催報告)
・「ノーベル生理学・医学賞受賞者」ティム・ハント博士特別講演会