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2018.10.03

平成30年度 九州大学医学部6年生 クリニカルクラークシップ 地域医療実習報告会

  平成30年9月10日(月)18:30から九州大学コラボ・ステーションI 2階 視聴覚ホールにて、「平成30年度 九州大学医学部6年生 クリニカルクラークシップ 地域医療実習報告会を開催しました。

  急速に進む高齢化社会において、身体はもちろん、患者さんの精神や心理、生活様式などを含めた総合的視点から、心身の全体的な回復を目指す全人的医療のニーズが高まっています。その全人的医療を担う人材の育成には、実際の地域医療現場における医療、保健、福祉、介護の経験や実習が非常に重要となり、本学部医学科においては学外の病院、医療機関との連携のもと、「地域医療実習」を平成24年度から開始しました。地域医療実習では毎年医学科6年生の希望者が学外の連携実習施設での臨床実習を行っており、本年度は3施設で3名の学生が臨床実習を行いました。

  報告会には、九州大学医学部臨床実習担当教員をはじめ、連携実習施設の院長や臨床実習担当の医師も参加し行われました。はじめに、住本英樹医学部長から開会挨拶があり、次に貝沼茂三郎准教授(地域医療教育ユニット)から全体報告がありました。その後、学生報告へ移り、徳永貴之さん(実習施設:宮田病院)、吉増崇志(実習施設:頴田病院)、泊由里子さん(実習施設:福岡青洲会病院)が順に発表を行いました。
  学生発表の後は総合討論の時間となり、発表者への質問や、連携実習施設からの意見、感想などが多く挙がりました。最後に新納宏昭教授(医学教育学講座)の閉会挨拶があり、報告会は締めくくられました。

 臨床実習を行った学生の感想を含めた発表は、実習を運営する大学や連携機関にとっても貴重なものであり、有意義な報告会となりました。


開会の挨拶 住本医学部長

全体報告 貝沼准教授

閉会挨拶 新納教授

 

[関連情報]
医学科のカリキュラムについては、医学科ウェブサイト「カリキュラム」ページをご覧ください。
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