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2018.10.22

第9回人体・病理ミュージアム一般公開 11/9(金)開催


   人体・病理ミュージアムを11/9に一般公開します。当ミュージアムの一般公開は毎年1回、秋に行っており、本年で9年目を迎えました。

  人体・病理ミュージアムには病理学教室が100年の時間をかけて収集した1300の肉眼標本の中から、医学的に重要かつ希少性の高い標本をセレクトし、更に最近の興味深い標本を追加して系統的に約160点展示しています。
  
  また、日本国内で数体しか保存が確認されていないキュンストレーキ(紙製人体模型)や、皮膚科製作のムラージュ(皮膚疾患を蝋模型にしたもの)など、教室の枠を超えた様々な医学史的遺産や、病理とは切り離せない顕微鏡も、単眼のものから何とも形容しがたい外観の顕微鏡まで、骨董的価値のあるものをセレクトし展示しています。  
  
  その他には、九州大学病院および病理学教室史を大型写真パネルで掲示しています。この写真パネルは、学内に散らばっていた史料の中から厳選した写真を中心に作成しており、100年の移り変わりを写真で見ることは、歴史をとてもリアルに感じ、まるで“タイムスリップ”したかのようです。
   
  ミュージアム内の50インチモニターを設置した視聴覚エリアでは、病院で病理学がどのような役割を果たしているか?"診断"をキーワードにDVDで紹介をしています。  
  
  「百聞は一見に如かず」という諺があります。貴重な「一見」を人体・病理ミュージアムで体験しませんか?



人体・病理ミュージアム一般公開(1)
 

人体・病理ミュージアム一般公開(2)
 
■ 主な展示物
   肉眼臓器標本/人体模型/人体骨標本(中山平次郎名誉教授)/ キュンストレーキ/ムラージュ/田原名誉教授業績パネル/顕微鏡/その他


  
■ 開催日程 (毎年1回)
   平成30年度:11月9日(金) 
    10時~12時 第1グループ
    13時~15時 第2グループ
  
■ 場所
  病院キャンパス内 基礎研究A棟地下1階
  〒812-8582福岡市東区馬出3-1-1
  ■アクセスはこちら
  基礎研究A棟は学内地図の③番の建物です。
   集合場所は基礎研究A棟正面玄関

■ 対象者
  一般市民(高校生以上)や医学に興味のある方
 ※応募者多数につき、過去に見学された方は申し込みを
  御遠慮いただきますようお願い致します。

■ 定員、料金等
1グループに付き 20名まで 

  病理医や専門技官による説明ガイドを行っており、個別の質問にも対応しています。
  また団体等で、多数での参加、上記以外の時間を希望する場合は別途ご相談下さい。
    
  料金:無料

■ 申込方法

  事前申込必要(先着順 定員になり次第締め切ります。)
  電話申込みのみ  
  担当所属:九州大学病院病理剖検部門
  TEL:092-642-6073(月―金10時~16時)  
 “ミュージアム公開の件”と言っていただければスムーズに受付できます。
  

※ムラージュについてはこちらのページもご参照下さい
[2006.09.07] ◇医学部風姿花伝シリーズ3貴重なムラージュに馳せられる想い

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