2023年4月1日付けで、臨床検査医学分野の教授に就任いたしました國崎 祐哉（くにさき　ゆうや）と申します。

当分野は、1957年に発足された検査部を継承し、さらに基礎医学講座としても発展を遂げております。そのため基礎と臨床研究を両立、融合させ、研究成果を新たな検査・診断法の開発に繋ぐことが可能です。質の高い研究と中央診療部門こそが出来る臨床貢献を使命と考え、研究・臨床に取り組んで参ります。一方で、検査部には、多分野に関わる検査が集約されています。最新の遺伝子解析技術、プロテオーム解析技術などの進歩は目覚ましく、臨床検査の多様化、複雑化に対応できる組織管理が必要です。急速に進化する検査の精度と安全性を確保するためには、臨床検査ガバナンスの強化も喫緊の課題です。私は、検査部門の組織的な管理、運営にも努め、各診療科の臨床・研究活動を支え、九州大学の発展に貢献したいと考えております。

皆様のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。