2023.08.22
令和5年度「九州大学オープンキャンパス」について(開催報告)
令和5年度のオープンキャンパスを開催いたしました。
九州大学のオープンキャンパスは、各学部学科ごとに企画され、各学部がある伊都キャンパス、大橋キャンパス、病院キャンパスでそれぞれ実施され、医学部医学科、生命科学科のオープンキャンパスは8月7日(月)に開催されました。
医学科のオープンキャンパスは午前中に行われ、約770名の方に参加していただきました。
570名を収容できる医学部百年講堂の大ホールを主会場として、百年講堂の中ホールを中継でつなぐことで、参加希望の方すべてに参加していただきました。
まず、はじめに医学科長挨拶があり、赤司医学科長は、「医師は社会と密接に関わることが求められます。人間性、思考力、倫理観、社会性が備わってこそ、医療の力が発揮できます。皆さんもぜひこの点を意識されて、本日の話を聞かれてみてください。今日の日が皆さんにとって有意義な時間となることを願っています。」と話されました。
次に、医学教育学講座 新納宏昭教授から、基幹教育や医学科のカリキュラム、MD-PhDコース、卒業後の進路のことなどの説明がありました。その後に、神経内科学分野 磯部 紀子教授の講話、「神経内科学教室の紹介 ―神経難病の克服に向けて―」がありました。
磯部教授はご自身の専門である神経内科学について、診療と研究の両方の側面からわかりやすく説明をされました。診療については頭痛など身近に感じる症例を切り口に話され、参加者は引き込まれるように講話に聞き入っているようでした。
午後より、生命科学科オープンキャンパスがコラボステーションⅠ 視聴覚ホールにて行われ、約200名が参加しました。