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2017.11.17

第69回西日本医科学生総合体育大会


第69回西日本医科学生総合体育大会総評
九州大学西医体評議委員
九州大学医学部医学科3年   三浦玲


  第69回西日本医科学生総合体育大会(西医体)が8月8日(火)~8月20日(日)の日程で行われました。西医体は西日本の医学部系の部活の多くが参加し、医学部生にとって最も大きな大会です。今年は山口大学主管のもと、44の大学から約16,000人が参加し、20の競技で熱戦が繰り広げられました。
  
  西医体は医学部生にとって最も大きな大会であり、多くの部活生がこの西医体を最大の目標として練習に励んでいます。今回、実力を精一杯出し切れて達成感を感じている人もいれば、思うように実力を出せず悔しい思いをしている人もいるかと思いますが、この大きな大会での経験は勝敗によって得られるもの以上に貴重なものになると思います。
  

  最後になりましたが今回の大会を主管してくださった山口大学の運営委員会の皆様、理事の先生方、大会会場に来てくださった医師の皆様、審判の皆様、その他西医体の開催に関わって下さったすべての方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

上位成績

競技 成績
  ラグビー   準優勝
  バスケットボール 男子   準優勝
  バドミントン総合結果   準優勝
  バスケットボール総合結果   準優勝
  空手道組手 女子   3位
  剣道 女子   4位

 


第69回 西日本医科学生総合体育大会 結果報告
医学部バスケットボール部(男子)
 
4年 岡田 祐汰
 
  第69回西医体を迎えるにあたって、医学部バスケットボール部は、昨年の西医体で得た準優勝という結果を超えるべく練習をしてきました。しかし、春の九州山口医科学生体育大会において3位に終わるなど、実力がありながらもなかなか勝ちきれない時期もあり、自信の中に不安も残しながら大会を迎えることになりました。
  
  本大会が始まると、チームは好調で比較的快勝のもとに準決勝まで駒を進めました。そして、準決勝では九山内最大のライバルとも言える鹿児島大学に勝利し、2年連続の決勝進出を決めました。決勝は2年前の準優勝校である富山大学との対戦となりました。決勝では疲労と緊張が見られるものの前半を6点リードで折り返します。しかし、後半になると相手のシュートが決まり出し、残り5分で逆転を許します。最後はこちらも反撃しましたが1点及ばず、67-68で2年連続の準優勝となりました。また個人賞として久岡(3年)がベスト5、北(6年)がMDP(Most Defensive Player)に選出されました。
  
  優勝を目指していた大会だけに準優勝という結果に対して複雑な感情も残りますが、チーム一丸となって戦い大会を終えることが出来ました。大会に参加にするにあたっては、部活のOB,OGの皆様、大学、そして同窓会の皆様など多大なるご支援をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。これからは6年生の引退に伴い戦力ダウンも否めませんが、この経験を武器に常に上位に進出する強豪校を目指して、成長していきたいと思いますので、今後とも医学部バスケットボール部をよろしくお願い致します。 

 

 
西医体戦績報告 
医学部バドミントン部(男子)
  
医学科4年 元キャプテン 野口大気
  
 
 
 
 
  第69回西日本医科学生総合体育大会バドミントン部門は山口大学主幹のもと、男子はキリンビバレッジ周南スポーツセンター、女子は光市総合体育館で開催されました。
  
  九州大学の男子団体は2年前に主力だった先輩たちが卒業し、去年の西医体から新たなメンバーで臨んできました。それぞれが工夫を凝らし、切磋琢磨しながら練習に取り組む中で、団体のレベルアップを感じつつも、大会ではなかなか成績を残すことができていませんでした。特に今年度の九州・山口医科学生大会(通称:九山)の団体では、勝つべき相手に勝つことができず、初戦のリーグ戦で敗退という結果に悔し涙を飲みました。しかし、この悔しさを忘れず、「次の西医体こそは…」という決意を胸に、勝ちにこだわったストイックな練習で自分のプレイを見直し磨き続け、より確かな技術と自信を持って西医体に挑みました。
  
  試合本番では、部員全員でコートの周りを囲んでの応援とアドバイスで盛り上げ、ダブルス、シングルスどの試合も1球1球諦めない粘り強い気迫溢れるプレイでそれぞれが役割を全うしました。その結果、終始よい雰囲気で団体戦を戦い抜くことができ、1つの関門と思われた3回戦を3-0のストレートで勝利すると、その勢いのまま準々決勝、準決勝と勝ち進んでいき、『九州大学』というチームで掴み取った準優勝でした。
   
  西医体から3ヶ月が経ちましたが、準優勝という結果を残したことに喜びもある半面、決勝ではさらに上のレベルを体感し、悔しい気持ちも残っています。幹部が交代し、新たなキャプテン高野(医3)を中心に、今回の西医体で得られたものを糧に更なる技術向上を目指し、日々練習に全力をもって取り組んでいます。また日頃よりOB・OGの先生方にはたくさんのご指導・ご支援をいただき、大変お世話になっております。来年さらによい報告ができるよう顧問の本田先生(九州大学医学部昭和54年卒 医学研究院臨床放射線化学分野教授)のもと、部員一丸となって努力してまいります。
 
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