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2019.10.15

第10回人体・病理ミュージアム一般公開 11/8(金)開催


   人体・病理ミュージアムを11月8日(金)に一般公開します。
   当ミュージアムの一般公開は毎年1回、秋に行っており、本年で10年目を迎えました。

  人体・病理ミュージアムには病理学教室が100年の時間をかけて収集した1300点の肉眼標本の中から、医学的に重要かつ希少性の高い標本をセレクト、更に最近の興味深い標本を追加して系統的に約160点展示しています。
  
  また、日本国内で数体しか保存が確認されていないキュンストレーキ(紙製人体模型)や、皮膚科製作のムラージュ(皮膚疾患を蝋模型にしたもの)など、教室の枠を超えた様々な医学史的遺産や、病理とは切り離せない顕微鏡も、単眼のものから何とも形容しがたい外観の顕微鏡まで、骨董的価値のあるものをセレクトし展示しています。   
  
  その他に、九州大学病院及び病理学教室史を大型写真パネルで掲示しています。この写真パネルは、学内に散らばっていた史料の中から厳選した写真を中心に作成しており、100年の移り変わりを写真で見ることは、歴史をとてもリアルに感じ、まるで“タイムスリップ”したかのようです。
   
  50インチモニターを設置した視聴覚エリアでは、病院で病理学がどのような役割を果たしているかを“診断”をキーワードにDVDで紹介をしています。   
  
  「百聞は一見に如かず」という諺があります。貴重な「一見」を人体・病理ミュージアムで体験しませんか?



人体・病理ミュージアム一般公開(1)
 

人体・病理ミュージアム一般公開(2)
 
■ 主な展示物
   肉眼臓器標本/キュンストレーキ/ムラージュ/大型写真パネル/
   人体骨標本/カール・ツァイス社製歴史的顕微鏡/人体模型/臓器模型/
   教授業績パネル/
   視聴覚システム *病理学紹介:病院での“病理診断”について/
   その他


  
■ 開催日程 (毎年1回)
    令和元年度:11月8日(金) 
    10:00~12:00 第1グループ
    13:00~15:00 第2グループ
  
■ 場所
   〒812-8582福岡市東区馬出3丁目-1-1
   九州大学 病院キャンパス 基礎研究A棟 地下1階
 ※集合場所は基礎研究A棟正面玄関
  
アクセスはこちら
  基礎研究A棟は学内地図の①番の建物です。

■ 対象者
  一般市民(高校生以上)や医学に興味のある方

■ 定員、料金等
 1グループ20名ー合計40名(先着順) 
 料金:無料

 病理スタッフによる説明ガイドを行っており、個別の質問にも対応しています。 
 また団体・多数等での参加や上記以外の時間を希望する場合は、別途ご相談下さい。

■ 申込方法
 事前電話申込みのみ(定員になり次第締め切り)
 担当所属:九州大学病院 病理剖検部門
 TEL:092-642-6073(平日10:00~16:00)

 “ミュージアム公開の件”と言っていただければスムーズに受付できます。
  

※ムラージュについてはこちらのページもご参照下さい
[2006.09.07] ◇医学部風姿花伝シリーズ3貴重なムラージュに馳せられる想い

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