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2020.12.24

令和2年度 医学系学府教育FD(開催報告)


  令和2年12月23日(水)、百年講堂大ホールにおいて「令和2年度九州大学大学院医学系学府教育FD」を開催しました。
  このFDは、大学院教育を実施する上で、学生に対する教育のあり方や問題点について、教育者の共通理解を深めて指導能力を高めるとともに、より良い教育システムを作ることを目的としています。本年度は昨年度と同じく医学研究における倫理に焦点をあて、「医学研究と倫理(2)」というテーマで開催されました。また、参加者は全員入場時のアルコール消毒と体温チェックを行い、講演者は学内に限るなどコロナウイルス感染症拡大防止に配慮しました。

  FDは大学院委員会委員長 大賀教授の進行により進められました。北園医学系学府長挨拶の後、大賀委員長から趣旨説明があり、講演へ移りました。はじめに臨床薬理学分野 笹栗教授の講演「研究倫理ーその歴史とこれからー」があり、次に実験動物学分野 小野教授の講演「動物実験を取り巻く最新状況2020」がありました。その後、九州大学病院 ARO次世代医療センター 河原特任講師の講演「臨床研究法および倫理指針改訂の注意点」がありました。講演の後は総合討論へ移り、参加した教員から講演の先生方へ質問がなされました。最後に大賀委員長の総括があり、北園医学系学府長の閉会の挨拶でFDは締めくくられました。
  
   今回のFDでは大学院教育に欠かすことのできない研究倫理や動物実験について、本学の現状と最新の動向について共通理解を深めることができ、非常に有意義なものとなりました。
  • 笹栗教授 講演

  • 小野教授 講演

  • 河原特任講師 講演

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